最新版では、アプリケーション実行管理機能がPCだけでなくWindowsサーバーでも利用可能になりました。また、Windows 10の最新版対応や、USBデバイスのファイル操作監視機能の追加により、企業のシステムと情報資産の保護をさらに強化します。
~Windows10の最新版に対応し、アプリケーション実行管理機能でPCだけでなくWindowsサーバーの保護も強化~
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎)は、法人向けWindows用のセキュリティ製品「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows」の最新版(バージョン10.3.0.6294)を、本日より提供開始します。価格は最小構成の10クライアントで32,400円(税別)※1からで、パートナー企業経由で販売します。
Kaspersky Endpoint Security 10 for Windowsは、法人を対象としたWindows向けのセキュリティ製品です。Kaspersky Labの高度なテクノロジーを基盤としたヒューリスティック分析や振る舞い検知などを実装した多層型防御により、Windows環境を既知のマルウェアの脅威のみならず未知の脅威からも強力に保護します。ディスク、ファイルやリムーバブルドライブの暗号化機能 ※2 により、情報漏洩を未然に防ぐことも可能です。また、PCの保護だけでなく、サーバー用の機能も備えており、Windows環境を幅広くサポートします。
最新版では、アプリケーションの実行を制御する機能がWindowsサーバーでも利用可能になりました。また、最新のWindows OSであるMicrosoft Windows 10 Creators Updateのサポートや、USBデバイスのファイル操作監視機能の追加により、企業や組織のシステムと情報資産の保護をさらに強化します。
昨今、企業や組織を狙った標的型攻撃やアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃、ランサムウェアやフィッシングによる攻撃は日々増加しています。Kaspersky Labでは、独自の研究開発部門による20年間の研究開発によって蓄積された脅威インテリジェンスや機械学習の手法を取り入れた高度な保護テクノロジー、そして優秀なエキスパートチームの分析によって、最新のサイバー脅威を日々検知しています。
■「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows」の主な強化点
- アプリケーションの実行を制御する機能がWindows PC だけでなくWindowsサーバーでも利用可能になりました。危険を及ぼす可能性があるアプリケーションの実行を防止し、Windowsサーバーの保護をより強化します。
- 信頼されたアプリケーションのリスト(ホワイトリスト)と利用を禁止したアプリケーションのリスト(ブラックリスト)を同時に利用でき、業務で利用可能なアプリケーションの許可ルールを設定できます。また、実行形式ファイルだけでなくダイナミックリンクライブラリ、ドライバおよびPowerShellなどのスクリプトもホワイトリストとブラックリストに登録可能で、利用者に安全が確認されたアプリケーションやソフトウェアのみを利用させることで、社内インフラを保護します。
- USBデバイスへのデータ書き込みなどのファイル操作を監視し、書き込みや削除に関するイベントを記録します。このイベント情報は、Kaspersky Security Center ※3やKaspersky Endpoint Securityの管理画面で確認でき、ファイル操作を行ったユーザー名、USBデバイスおよびファイル名などの特定が可能です。万一情報漏洩があった場合の追跡調査や不正な使い方をしていないかなど、USBデバイスの適正な利用を監査できます。
- 最新のWindows OSであるMicrosoft Windows 10 Creators Update(Redstone2)をサポートします。
※1 Kaspersky Endpoint Security for Windowsは次の製品のライセンスに含まれています。Kaspersky Endpoint Security for Business Core、Kaspersky Endpoint Security for Business Select、Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced、Kaspersky Endpoint Security for Business Coreの新規ライセンス料は、¥32,400~となります。(1年1ライセンス ¥3,240 x 新規最低購入数量10ライセンス)
※2 暗号化機能の利用には、Kaspersky Endpoint Security for Business Advancedのライセンス、またはKaspersky Endpoint Security for Business Selectライセンス向け暗号化オプションライセンスが必要となります。
※3 Kaspersky Security Center:マルチプラットフォーム(PC、サーバー、モバイル、および仮想化環境)のセキュリティを一元管理するためのツールです。
■参考情報
製品詳細
・Windows PC: http://www.kaspersky.co.jp/business-security/windows-workstation
・Windowsサーバー: http://www.kaspersky.co.jp/business-security/endpoint-windows
製品サポート
・Windows PC: http://support.kaspersky.co.jp/kes10wks
・Windowsサーバー: http://support.kaspersky.co.jp/kes10fs