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サイバーイミュニティが実現する未来を目指して

当社は25年以上にわたり、世界中の個人や企業・組織を保護してきた実績があります。5,000人を超えるプロフェッショナルな社員が、サイバー攻撃の影響を受けない、真に安全なサイバーイミュニティの実現に取り組んでいます。

たった一つのソリューションから、世界を保護するソリューションへ

1989年、ユージン・カスペルスキーのコンピューターがCascadeウイルスに感染しました。この一瞬の出来事が、サイバーセキュリティ業界の未来を方向づけることになったのです。

Kasperskyの歴史は、たった一つのコンピューターウイルスとの戦いから始まりました。ユージンは、その経験を基にKasperskyをサイバーセキュリティ業界のグローバルリーダーへと成長させ、世界中の個人や企業・組織を、複雑で高度なサイバー脅威から守り続けています。

Kasperskyの沿革

当社の25年の歴史とサイバーセキュリティ業界における重要な出来事をご紹介します。

1989
ユージン・カスペルスキーがウイルス対策に着手
ユージン・カスペルスキーは、自分の作業用のコンピューター(Olivetti M24)でコンピュータウイルスCascade.1704を見つけ、最初のウイルス駆除ツールを作成しました。
1997
Kaspersky Labを設立
1997年6月26日に設立されました。
2001
携帯情報端末用のカスペルスキー製品をリリース
ロシアでは、Kaspersky Anti-Virusは、Palm、Handspring、ソニーの各PDAに搭載されていました。
2003
海外展開
日本をはじめ、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、中国にオフィスを開設し、その後、複数の国々にも順次オフィスを展開しました。
2004
定義データベースの毎時更新
世界で初めて、ウイルス対策定義データベースの毎時更新を開始しました。
2007
法人向けカスペルスキー製品
法人向けのセキュリティ製品ラインを提供開始しました。
2008
GReATの設置
最先端のサイバー脅威を調査・分析するグローバル調査分析チーム(Global Research &Analysis Team:GReAT)を発足しました。
2009
第1回目のSecurity Analyst Summitを開催
世界中のリサーチャーや専門家が、サイバーセキュリティに関する研究成果や知見を共有する年次イベントを初めて開催しました。
2009
初めての南極探検
当社がスポンサーとなった初の南極探検が実施されました。この遠征をきっかけに、当社と旅との関わりが深まりました。
2010
F1とのパートナーシップ
F1のスクーデリア・フェラーリとの提携を発表。その後、当社のモータースポーツチームを設立しました。
2012
グリーンベアの登場
マスコットキャラクターとして、グリーンベアが登場しました。日本生まれで、正式な名前は「Midori Kuma」。南極大陸や各国を訪れています。
2013
インターポールとの連携を開始
インターポール(国際刑事警察機構)との協力体制に正式合意しました。
2013
新社屋への移転
モスクワオフィスが新社屋に移転しました。玄関にはサルバドール・ダリ作の象の彫像が設置されました。
2015
バイオチップの試み
数名の社員が、身体拡張による利点と脅威を理解するため、自らの手にバイオチップを埋め込みました。
2016
「No More Ransom」プロジェクトへの取り組み
ユーロポール(欧州刑事警察機構)、McAfee、当社は共同で、ランサムウェアに対抗するプロジェクトを開始しました。
2017
KasperskyOSを発表
11年にわたる開発期間を経て、独自のセキュアなOSが完成、公開されました。このOSは、未知の脅威を含むあらゆる脅威から重要インフラを保護します。
2018
グローバルな透明性への取り組み
自社製品の完全性と信頼性を保証するために、グローバルな透明性への取り組みを開始しました。これは、製品の安全性を確保し続けるという当社の姿勢を具体化したものです。
2019
リブランディング
社名を「Kaspersky Lab」から「Kaspersky」に変更し、ミッションを「Building a safer world」としました。新しいブランドは、「サイバーセキュリティ」から、より広範な概念の「サイバーイミュニティ」へと進化する、当社のビジネスの方向性を反映しています。
2020
パンデミック時の地域支援
世界中の医療機関に当社のエンドポイント製品の無償ライセンスを提供し、支援しました。また、そのほかにも多くの医療関連の取り組みを支援しています。
2022
ブルジュ・ハリファのイルミネーション
最高レベルの法人向けサイバーセキュリティを象徴する取り組みとして、ドバイのブルジュ・ハリファを当社のブランドカラーとメッセージで照らし出しました。
2023
サステナビリティレポート
当社初のサスティナビリティレポートを発行しました。環境、社会、ガバナンスへの責任に対する取り組みのマイルストーンとして位置付けています。
2025
サイバーイミュニティが確立された未来を目指して
当社のミッションである「Building a safer world」の実現を目指し、サイバーセキュリティの未来が、サイバー攻撃の影響を受けない「サイバーイミューン(Cyber Immune)」となり、全ての人がその恩恵を享受できるよう取り組んでいます。

私たちの価値観

より安全な世界を築くために、これらの価値観を指針とし、実践しています。

お客様に寄り添う
私たちは、ソリューションを提供する全ての人々を見失うことはありません。常にお客様を最優先に考え行動します。
信頼できる専門家であること
定評のある技術的な専門知識を通じてお客様に安心と安全を提供し、さらに信頼いただけるように努めます。
革新を追求する
新しく、高性能なソリューションを常に追求し、サイバーセキュリティの卓越性をより高いレベルに引き上げる努力を続けます。
挑戦を力に変える
現状に満足せず常にチャレンジし、サイバーセキュリティ分野で誰も成し得ない事に果敢に取り組みます。

より持続可能なデジタル社会を目指して

当社の透明性、教育、サスティナビリティへの取り組みを紹介します。

保護の仕組みを明確にします

専門知識や技術的知見を、世界中のセキュリティコミュニティと共有しています。

知識の共有と啓発に貢献します

IT分野の次世代の才能を支援し、サイバーセキュリティに関する知識の普及を推進しています。

サステナブルなデジタル社会に取り組みます

2023年度のサステナビリティレポートでは、環境、社会、ガバナンスへの当社の取り組みを報告しています。

確かな専門知識によって業界をリード

当社は五つの主要な専門分野を持つグローバル企業へと成長しました。

グローバル調査分析チーム(GReAT、グレート)は、APT攻撃、サイバースパイ、および世界的なサイバー犯罪の動向調査に精通したサイバーセキュリティの専門家集団として、世界的に高く評価されています。

世界中にリサーチャーを擁しているGReATは、200以上のAPT攻撃グループを監視しており、詳細なインテリジェンスレポートを提供することで、お客様が高度な脅威に効果的に対処できるよう支援しています。

脅威リサーチ(Kaspersky Threat Research)部門では、新たなサイバー脅威を分析し、マルウェア、フィッシング、スパムに対する当社製品の防御力を強化しています。

また、セキュアな開発と脆弱性管理により、当社ソリューションのセキュリティを確保します。

AI技術リサーチ(Kaspersky AI Technology Research)部門は、AIと機械学習を活用して、脅威の検知、アラートの優先順位付けとレスポンスを強化しています。

また、マルウェアやフィッシングの検知から生成AIを使用した高度な分析まで、当社ソリューションはセキュリティプロセスを自動化し、複雑なシステムを保護します。

セキュリティサービス(Kaspersky Security Services)部門は、高度な脅威の検知とレスポンス、セキュリティアセスメントにより、主に大規模企業をサポートしています。

グローバルな部門として、インシデントの管理、セキュリティ運用の強化、デジタル脅威の監視を行い、企業・組織がリスクを最小限に抑え、防御を強化できるように支援しています。

Kaspersky ICS CERTは、産業用オートメーションおよびM2M(Machine to Machine)システムのセキュアな運用に重点的に取り組むグローバルな研究センターです。

この部門は脆弱性の分析、インシデントレスポンスの支援、脅威インテリジェンスを提供することで、世界中の産業を保護しています。



サイバーイミュニティはここから始まります

長年にわたりサイバー脅威と対峙してきた当社が到達した新たなステージ、それがKasperskyOSです。単なるソフトウェアではなく、サイバーイミュニティを実現する基盤となるものです。

セキュリティを最重要視して開発されたKasperskyOSは、設計段階からサイバー攻撃への耐性を備えており、IoTや産業用制御システムなどの重要なシステムに安定性と信頼性をもたらします。このOSにより、当社が考える究極のビジョン、つまり、セキュリティの要件に合わせてアプリケーションやシステムを調整する必要のない、最初からセキュリティが組み込まれた世界が実現します。

主な事業拠点

30カ所を超えるオフィスを拠点とし、200以上の国々で事業を展開しています。

日本
株式会社カスペルスキー

登記社名:株式会社Kaspersky Labs Japan
代表者 :小林 岳夫
東京本社

〒101-0021
東京都千代田区外神田3-12-8
住友不動産秋葉原ビル 7F

関西営業所

〒 550-0002
大阪府大阪市西区江戸堀2-1-1
江戸堀センタービル9F

九州営業所

〒 810-0001
福岡県福岡市中央区天神1-9-17
福岡天神フコク生命ビル 15階

設立 2004年2月1日
主な事業内容 コンピュータおよびインターネット用セキュリティソフトウェアの開発・販売、 保守サービスの提供