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法人向け仮想化環境向けセキュリティ製品の最新版 「Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Light Agent」の英語版を販売開始

2017年3月29日

最新版では、VMware ESXi 6.5とMicrosoft Windows Server 2016 Hyper-Vそれぞれのハイパーバイザーの最新バージョンに対応、ゲストOSとして新たにLinuxもサポートします。WindowsゲストOSとLinuxゲストOSが混在して稼働する環境においても、保護機能を効率よく提供することが可能になります。

~最新のハイパーバイザーに対応し、WindowsとLinuxの仮想マシンが稼働する仮想化環境に対して、より高度な保護とパフォーマンスの向上を実現 ~

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎)は、本日より、仮想化環境向けセキュリティ製品の最新版「Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Light Agent」の英語版※1 を販売開始します。VMware社およびMicrosoft社製品による仮想化環境の利用法人およびデータセンターを対象とし、パートナー企業経由で販売します。販売価格は、最小構成の1CPUあたり160,000円(税別)※2 です。

本製品は、軽量でシステムリソースの消費を最小限に抑えたゲストOS上のソフトウェアエージェントである「Light Agent」とセキュリティ仮想マシン(以下SVM)の組み合わせにより、仮想サーバーや仮想デスクトップ環境(VDI)のパフォーマンスを損なわずに高度な保護を実現する製品です。最新版では、VMware ESXi 6.5とMicrosoft Windows Server 2016 Hyper-Vそれぞれのハイパーバイザーの最新バージョンに対応します。また、ゲストOSとして新たにLinuxをサポートします。WindowsゲストOSとLinuxゲストOSが稼働する環境においても、本製品が提供するSVMより一括して保護機能を効率よく提供することができるようになります。 

本製品は、セルフモニタリング機能を搭載しており、万が一SVMに障害が発生した場合はプロセスの自動再起動や他のハイパーバイザー上で稼働中のSVMに接続先を自動変更するなどの耐障害性にも優れ、仮想化環境の利用者に高いサービスレベルを提供することが可能です。また一元管理ツール「Kaspersky Security Center※3」の利用により、PCやサーバー、モバイル端末に加えて仮想マシンも管理対象とすることができ、複数のハイパーバイザーに対するSVMの同時導入やセキュリティポリシーの一括適用など、運用の効率化によるシステム管理者の負荷を軽減し、大規模で複雑なデータセンターの運用管理を容易にします。


図:Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Light Agent における、VMwareおよびMicrosoft Hyper-V仮想化環境向けセキュリティ対策の基本構成

■「Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Light Agent」の強化点

  • 最新のハイパーバイザーであるVMware ESXi 6.5およびMicrosoft Windows Server 2016 Hyper-Vをサポートします。※4
  • WindowsのゲストOSに加え、新たにLinuxのゲストOSをサポートします。Red Hat Enterprise Linux ServerやCentOSなど一般に広く普及しているLinuxディストリビューションで構築された仮想マシンも保護することが可能で、混在するゲストOSを1つのSVMで一括して管理できます。※4
  • 保護対象のWindowsゲストOS上で動作するLight Agent用のユーザー画面を起動しない設定ができるようになります。これにより、ユーザーセッション毎に画面を起動せずに済みゲストOSのメモリー消費をさらに低減します。特にWindowsリモートデスクトップサービス(RDS)やCitrix XenAppを利用する仮想サーバーのパフォーマンスを向上します。
  • 信頼するオブジェクトやアプリケーションは、スキャン対象の除外リストにあらかじめ登録されていますが、システム管理者は必要に応じて除外リストへの追加や削除ができます。最新版ではスキャン対象の除外リストに、仮想化環境での利用が想定されるオブジェクトやアプリケーション(VMware社、Microsoft社およびCitrix社などが提供)の対象が拡張されたことで、システムのパフォーマンスがさらに向上します。


※1 日本語版の提供は、2017年夏ごろを予定しています。

※2 新規で1年、1ライセンスの場合。ライセンス対象はCPU数(1 CPUあたり最大12コアまで)。Kaspersky Security for Virtualization Light Agentは、Kaspersky Security for Virtualizationのライセンスに含まれています。同ライセンスに含まれるその他のアプリケーションは、Kaspersky Security for Virtualization Agentless、Kaspersky Security Centerです。

※3 Kaspersky Security Center:マルチプラットフォーム(PC、サーバー、モバイル、および仮想化環境)のセキュリティを一元管理するためのツールです。

※4 本製品でサポートするシステム要件は、サポートサイトに記載しています。
 http://support.kaspersky.co.jp/ksv4la#requirements

■参考情報

製品詳細 http://www.kaspersky.co.jp/business-security/virtualization-light-agent

製品サポート http://support.kaspersky.co.jp/ksv4la


  • 記載されている製品名などは、各社の商標または登録商標です。

法人向け仮想化環境向けセキュリティ製品の最新版 「Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Light Agent」の英語版を販売開始

最新版では、VMware ESXi 6.5とMicrosoft Windows Server 2016 Hyper-Vそれぞれのハイパーバイザーの最新バージョンに対応、ゲストOSとして新たにLinuxもサポートします。WindowsゲストOSとLinuxゲストOSが混在して稼働する環境においても、保護機能を効率よく提供することが可能になります。
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