Kaspersky Anti-Virus for UEFI
Kaspersky Anti-Virus for UEFI(KUEFI)はルートキットやブートキットからの効果的な保護を行い安全なOSロードを保証するEFI BIOSレベルのエンドポイントセキュリティソリューションです。本製品のポイントは、OSのブートアッププロセスの開始前にEFI環境で動作を開始するため、常駐型マルウェアのロードを阻止できる点です。EFIレベルで動作するため、KUEFIはルートキットやブートキットなど、デスクトップのアンチマルウェアテクノロジを回避するよう設計されたマルウェアから確実に保護できます。
KUEFIは小型のEFIモジュールとして提供されますが、受賞歴を誇るカスペルスキーのアンチウイルスエンジンが搭載されています。KUEFIのアーキテクチャにより、EFI規格に対応するマザーボードファームウェアであれば製造元に関係なく統合が可能です。
使用事例
マザーボード、PC、タブレットの製造元は、KUEFIを使用して、複雑な設定を行う必要がないアンチマルウェア保護を自社製品に追加することで、以下の脅威に効果的に対処できます:
• ルートキット、ブートキットなどの複雑なマルウェア
• トロイの木馬、ウイルス、ワーム
• ゼロデイ攻撃、未知のマルウェア
• その他の数多くのサイバー脅威
チップ上に組み込むことで、KUEFIは常に有効になり、安全なOSブートアッププロセスが確実になります。そのため、KUEFIをハードウェアに統合すると、産業や政府機関で求められる厳格なセキュリティ要件に対応することが可能になります。
主な特徴
• ルートキットやブートキットなど、デスクトップのアンチマルウェア保護を阻害する複雑なマルウェア対策を想定。
• 受賞歴を誇るカスペルスキーのアンチウイルスエンジンを搭載。
• マザーボードファームウェアに組み込まれることで、マルウェアや権限のないユーザーによる無効化が不可。
• WindowsおよびLinuxオペレーティングシステムの最新ファミリーに対応。
• OSブート時間短縮のために、スキャン対象をシステムの重要領域(EFI、GUIDパーティションテーブル、OSローダーとコア、重要OSファイル、Windowsレジストリ等)に限定。
• 柔軟な設定により、顧客ごとに要求されるパフォーマンスとスキャン深度の最適なトレードオフの設定が可能。
• デスクトップのアンチマルウェアソリューションとの競合なし。
• スタティックおよびダイナミック(エミュレータベース)検知など、最先端の検知手法を採用。
• スキャンモジュールは、アンチマルウェアベースの定期アップデート時に更新可能。
• スキャンモジュールは、アンチマルウェアベースの定期アップデート時に更新可能。
お問い合わせ
さらに詳しい情報をご希望の場合は、こちらのお問い合わせフォームにご入力のうえ、KUEFIに関する詳細情報希望と明記してください。担当者より追ってご連絡いたします。