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Kaspersky SMTP-Gateway for Linux/BSDの新バージョン5.5がリリース

2005年5月16日

カスペルスキーラブスは、企業のネットワークのウイルス対策を簡単に実現できるSMTP-Gatewayの新しいバージョンを正式リリースした

セキュリティーソフトウェア開発の第一人者であるカスペルスキーラブス社は、SMTP-Gatewayの新しいバージョンである5.5を正式にリリースした。この製品は、メールルーターとして最適化され、企業のゲートウェイにインストールするだけで、ネットワーク構成を変更せずにウイルスの保護を行うことが可能である。トラフィックの全てのメール通信(SMTP)を監視し、フィルタリングを行う。ユーザーは、設定を意識することなく、ウイルスのメールのみがフィルタリングされるだろう。

ルーターでは、メールに悪意あるコードがないかさまざまな角度で検査を行う。メールのヘッダ、本文、添付ファイルなどを逐一チェックする。最近ではhtmlメールによるフィッシィング詐欺と組み合わせ、メール本文にトロイの木馬が組み込まれるケースもあるので、脅威は添付ファイルだけではなくなっている。
感染したもの、疑わしいもの、パスワードで保護されたファイルなどを検出し、管理者が設定した内容に合わせて適切な処理を行う。ウイルスの警告メールを管理者、送信者、受信者に送信することが可能である。警告メールの文面は管理者が簡単に作成、変更が行える。条件設定で、メールアドレスのグループ化が行え、それぞれの処理はグループ単位で指定し、特定のユーザーのみ処理を変えることが可能となっている。

新しいバージョンは、ウイルススキャンの手順が効率化された。スキャンの際のキューの処理手順を大幅に変更し、全体の処理を効率的に行う。これにより、ピーク時のサーバーの負荷及びメール配信遅延の軽減を実現した。

また、この製品は特定のIPやホストからのメール通信を遮断する機能を持っている。これによりハッカーやスパム配信者からの攻撃の対策が行える。

SMTP-Gatewayは、企業全体のセキュリティを念頭に設計されています。悪意あるコード、及びヒューリスティック解析で疑わしいと判断されたメールに対し、管理者への感染コードの報告や、ストレージへの保存を行えます。管理者は、隔離保存されたコードを後から分析し、カスペルスキーにサンプルとして調査依頼をする材料として使うことが出来る。

メール通信に対して、ネットワークに関する設定が行えるこれにより、特定のセグメントのみの通信を受け付け、及び排除することが可能となる。SMTP-Gatewayの機能を適切に設定することにより、企業のメール通信を安全かつ効率的に運用することが可能となる。

Kaspersky SMTP-Gateway for Linux/BSDの新バージョン5.5がリリース

カスペルスキーラブスは、企業のネットワークのウイルス対策を簡単に実現できるSMTP-Gatewayの新しいバージョンを正式リリースした
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