~学習後すぐに実務に生かせる実践的な内容で従業員の啓発教育ができ、受講の進捗管理も容易~
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡健)は、法人向けサイバーセキュリティ啓発オンライントレーニングサービス「Kaspersky Automated Security Awareness Platform(KASAP:カサップ)」を本日より提供開始します。価格は最小購入数の5ライセンスで、年間34,500円(税別)からです※1。法人を対象とし、パートナー経由で販売します。
昨今のサイバー攻撃は日々巧妙化し、サイバー攻撃の起点として従業員を標的にするケースが多く見受けられます。例えば、取引先や関係者を装ったメールを従業員に送信したり、従業員が強固でないパスワードを設定していたために社内ITシステムやメールシステムなどに不正アクセスされたりするなど、人の心理やセキュリティに対する意識や知識の不足を突いた高度な攻撃が増加してきています。このような状況下では、セキュリティ製品によるサイバーセキュリティの実装だけでなく、従業員のサイバーセキュリティ意識と知識を向上させ、未然にサイバー攻撃を防ぐための対策も重要です。
KASAPは、従業員向けに実践的な内容のサイバーセキュリティの啓発教育を行うことができるオンライントレーニングです。強固なパスワードの設定方法や適切な取り扱い方、フィッシングメールの見分け方と対処方法など、日々従業員が業務で利用するIT機器やサービスに関して、実践的な内容のカリキュラムを提供します。従来のような単なる講習型のトレーニングとは異なり、学習後すぐに実務に生かすことができる内容のため、全社的なサイバーセキュリティの向上が望めます。
■ Kaspersky Automated Security Awareness Platform(KASAP)とは
・トレーニングトピックは9つあり、合計100以上のレッスンやテストを含むトレーニングで構成されています。
[9つのトピック] パスワードとアカウント、メールセキュリティ、ウェブの閲覧、ソーシャルメディアとメッセンジャー、PCのセキュリティ、モバイル機器、重要データの保護、GDPR、産業サイバーセキュリティ※2
・1レッスン当たりの所要時間は2~10分程度で、受講者は容易に取り組むことができます。またエビングハウスの忘却曲線※3に基づいた継続的な学習プログラムを採用しており、レッスン後に学習内容を定着させるために、理解度チェックのメール、トピックごとの最終テストメール、そして模擬のフィッシングメールを送信します。オンライントレーニングに加え、継続的かつ実践的な体験を提供することによって、効率よく従業員のセキュリティ意識を高めることができます。・トレーニングのスケジュールは自動で管理されるため、管理者の細かい設定は不要です。管理者は、ダッシュボードでトレーニング対象者の実施傾向と進捗を確認することができ、的確にトレーニングを進めることが可能です。
■ 9つのトレーニングトピックと主な学習内容
1)パスワードとアカウント:適切なパスワード設定と管理方法
2)メールセキュリティ:メールの適切な利用方法、フィッシングメールなどの対処方法
3)ウェブの閲覧:ウェブの閲覧に際し注意すべきこと、危険なウェブの見分け方
4)ソーシャルネットワークとメッセンジャー:ソーシャルメディアの利用時に注意する点、投稿する際に考慮する点
5)PCのセキュリティ:PCのセキュリティ設定やその取り扱い、ソフトウェアのインストールの際に注意する点
6)モバイル機器:スマートフォンの利用や、アプリのインストールの際に注意する点
7)重要データの保護:重要データとは何か、どのようなルールで保護し取り扱うべきか
8)GDPR:GDPRについての詳細解説と、注意すべき点
9)産業サイバーセキュリティ:産業システムのサイバーセキュリティが重要な理由、リスク軽減の方法など
例1:[パスワードとアカウント]のレッスン画面
例2:[メールセキュリティ]の確認テスト画面例
例3:管理者用ダッシュボードイメージ
■ KASAPの評価版をお試しいただけます。管理者アカウントを登録後、メールで送付されてくる登録案内に従って受講ユーザーを追加してください。評価版では5ユーザーまで登録が可能です。評価版の有効期限は60日間です。
https://asap.kaspersky.com/ja/
※1価格は最小購入数の5ライセンスで、年間34,500円です。(税別、1年1ライセンス 6,900円 x 5ライセンス)
※2 重要データの保護、GDPR、産業サイバーセキュリティは、現時点では英語での提供となります。
※3 エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが発表した、人間が、時間とともに記憶したものをどれだけ忘れてしまうかを数値化した研究です。この研究の数値に基づき、適切なタイミングで再度学習を行うことで、記憶への定着が見込めます。
本プレスリリースは、2022年2月1日現在の情報を基に作成しています。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。