Kaspersky Lab は、権威あるテスト機関 AV-Test.org が実施したテストにおいて、「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」に含まれるコンポーネントの1つである「Kaspersky Mobile Security」が高い評価を受けたことを発表いたします。
本リリースは、2011 年 11 月 14 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。
Kaspersky Lab は、権威あるテスト機関 AV-Test.org が実施したテストにおいて、「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」に含まれるコンポーネントの1つである「Kaspersky Mobile Security」が高い評価を受けたことを発表いたします。 10 月のテストでは、数あるスマートフォン向け無償アンチウイルス製品をテストする上での基準として Kaspersky Lab の製品が使用されました。テスト結果では、コストを節約しようとするとセキュリティ面でツケを払うことになる現実が浮き彫りになりました。
このテストは、Android 2.2.1 が動作する Samsung Galaxy Tab (GT-P1010) タブレットにて実施されました。テストでは、170 サンプル以上のマルウェアを含む外部記憶媒体のスキャンが行われました。 この「オンデマンド」テストを補完する形で、ユーザーが悪意あるアプリを起動した場合にアンチウイルス製品がどれだけそれを遮断するかを評価する「リアルタイム」テストも実施されました。
一般的な無償アンチウイルス製品が見せたパフォーマンスが非常に低かったことから、AV-Test.org は、こうした製品は気休めに過ぎずかえってユーザーを危険にさらすものであると結論づけました。 比較のために 2 つの商用アンチウイルス製品がテストされましたが、そのうちのひとつである Kaspersky Mobile Security は、10 つの悪意あるプログラムすべてを、起動またはインストールの段階で検知しました。 重要なポイントは、悪意ある Android アプリが実際の脅威となるのはユーザーが起動したときであり、メモリ内に格納されているときではない、ということです。 これに対し、無償アンチウイルス 7 製品のうち 3 製品は悪意あるプログラムを 1 つも検知できず、最も成績のよかった製品でも 80% の検知率に留まりました。
Kaspersky Lab のモバイル製品部門シニアプロダクトマネージャー、ヴィクトール・ドロノフ(Victor Dronov)は次のようにコメントしています。 「Android は近年、サイバー犯罪者のメインターゲットとなっており、これを狙う悪意あるプログラムの数は 2 桁の伸びを示しています。 したがって、PC と同じように、スマートフォンやタブレットのアンチウイルス対策は不可欠です。 当社製品の「リアルタイム」検知機能が 100% 効果的であることが、独立テストによって証明されたことを、喜ばしく思います。 Kaspersky Lab の製品は、この他にもさまざまな盗難対策機能を備えており、どのような状況でもお客様のデータを保護することができます」
AV-Test.org が実施した Android プラットフォームにおける無償および商用アンチウイルス製品のテスト結果の詳細は、こちらをご覧ください(英文のみ):
http://www.av-test.org/fileadmin/pdf/avtest_2011-11_free_android_virus_scanner_english.pdf
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab は、ウイルス・スパイウェア・クライムウェア・不正侵入・フィッシング詐欺・スパムといった IT 上の脅威に対抗する世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供する、ヨーロッパ最大のアンチウイルスベンダーです。エンドポイント向けソリューションにおいては、全世界でもトップ4のシェアを持っています。個人/SOHO向けにとどまらず、中小企業向け、大企業向け、モバイル端末向けなど多様な分野の各種製品で、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。また、Kaspersky の技術は業界を代表する IT セキュリティ製品やソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については
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