アンチウイルスパーソナル5.0のメンテナンスパック2の最終チェック(ベータテスト)を開始した。
セキュリティソフトウェア開発の第一人者として知られるカスペルスキーラブス社は、アンチウイルスパーソナル5.0のメンテナンスパック2の最終チェック(ベータテスト)を開始した。広範囲にわたるアップグレードや改良を組み込んだこのテストパッケージは誰でも参加することができる。
この製品は、ウインドウズ上の悪意あるプログラムを駆除する為に設計された。固定ハードディスクやリムーバブルストレージ、e-mail、インターネットを通して進入するウイルスや悪意あるプログラムからPCを保護し、安全な環境を維持する。Kaspersky Lab社製アンチウイルスは、ウイルスから保護されたPC上で、ファイルの読み込み、保存、実行するものを全てスキャンし、常にPCをウイルスから保護する。また、オンデマンドのスキャン(コンピューター上の全てのファイルまたは個々のファイル、ディスク、ディレクトリーなどをウイルススキャンし駆除すること)も可能である。ウイルススキャンは、設定されたスケジュールやオンデマンドによって実行される。アンチウイルスデータベースは一時間に一回更新されている。
メンテナンスパック2では、リアルタイムな保護状況の情報が以前よりも頻繁にアップデートされ、検出機能やネットワーク攻撃阻止のためのモジュールが追加されている。また、事実上、パーソナルファイアーウォール内にアンチウイルスプログラムを変換します。オリジナルをバックアップするストレージ機能も追加されている。
Kaspersky Lab社製アンチウイルスパーソナル5.0には、あらかじめ定義された3つの保護レベル「最大保護」「推奨」「高速」がある。どれを選択しても、受信メール、送信メールがスキャンされる。以前のバージョンでは、「最大保護」を選択したときのみ送信メールを保護していた。標準の設定として、アーカイブファイルへのパスワードは要求されない。また、プログラムを起動すると、まだ更新されていない分のアップデートは、自動的にダウンロードする。
上記に加え、多くの重要な機能が追加された。スキャン完了時に、自動的にコンピューターの電源を切るように設定できる。効果音を切ったり、iChecker(ファイルの変更を毎度チェックし、無駄なスキャンを減らすことにより高速化)やiStreams(ポートのみをチェック)技術を設定段階で無効化できる。また、ユーザーはプロキシサーバーの設定も可能である。
ベータテストプログラムの期間と条件はこちらを参照して下さい。