Novell Netware対応Kasperskyアンチウイルス5.5をリリースした。
セキュリティソフトウェア開発の第一人者として知られるカスペルスキーラブス社は、Novell Netware対応Kasperskyアンチウイルス5.5をリリースした。
この製品は、悪意あるコードからNetwareファイルサーバを保護し、それぞれの機能は管理画面から「タスク」として一元管理が行える。システム管理者は、どの場所をチェックするか、どのオブジェクトタイプをチェックするか選択できる。感染したオブジェクトをどのように対策するか指示できる。また、通知配信リストを作成し、どんな情報をログ収集するかを明確にする。このようにタスクを割り当てることは、システム構成と管理を単純化し、アンチウイルスの保護を最適化する。
この製品のアンチウイルスエンジンは、保護されたアドレス空間の中にウイルスがいるかチェックする。その結果、なんらかの理由でアンチウイルスの機能部分が破壊された場合、サーバは動作し続ける。この機能は、アンチウイルス及びサーバー双方の問題を解決することとなる。
Novell Netware対応Kasperskyアンチウイルスは、マルチプロセッサーシステム起動中でも作動し、一度にいくつものアンチウイルスエンジンの起動が可能である。これにより、処理スピードが速くなる。
この製品は以前のバージョンより管理ツールが機能強化した。新バージョンではより広範囲にわたって管理できる。ConsoleOne(Novel Netware標準管理インターフェイス)に加えて、管理機能もWebインターフェイスを使って操作できる。Webインターフェイス経由の管理はConsoleOne経由とほとんど同じである。つまり、ワークステーション上にNovell Clientサービスユーティリティーをインストールする必要がなく、製品管理が簡素化する。