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組み込み機器向けセキュリティアプリケーション「Kaspersky Embedded Systems Security」の最新バージョン3.0を提供開始

2020年5月21日

Kaspersky Embedded Systems Securityは、Windowsベースの組み込み機器向けにマルウェア対策などのITセキュリティを提供するアプリケーションです。最新版では、ネットワーク攻撃を防御する機能とライセンス期限終了後も許可していないプロセスの起動をブロックする機能を新たに搭載しました。

~ ネットワーク攻撃を防御する機能と、ライセンス期限終了後も許可していないプロセスの起動をブロックする機能を新たに搭載 ~

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡健)は、Windowsベースの組み込み機器向けセキュリティアプリケーション「Kaspersky Embedded Systems Security」の最新バージョン3.0(英語版)を、本日よりパートナー経由で提供開始します。1 有効なライセンスをお持ちの場合は、無償で最新バージョンをご利用いただけます。

KasperskyのクラウドインテリジェンスであるKaspersky Security Network(KSN)2 の統計によると、POSやATMをターゲットにしたマルウェアを検知したデバイスの数は、2017年の3,265から2019年の8,040と、約2.5倍に増加しています。これらの機器は、非常に狭い帯域のネットワーク環境に接続されていたり、現地での作業が運用上困難なことも多くあり、一度稼働開始するとソフトウェアのアップデートが行われないまま使用を継続せざるを得ないことが課題となっています。その結果、脆弱性が放置されたままとなり、マルウェア感染のリスクが高くなります。

KESS-Overview.png

「Kaspersky Embedded Systems Security」は、Windowsベースの組み込み機器向けにマルウェア対策などのITセキュリティを提供するアプリケーションです。Windows 10 IoTやWindows EmbeddedなどのOSをサポートしています。最新の脅威情報を収集しているKSNとも連携可能なリアルタイム保護やオンデマンドスキャン機能、ランサムウェア対策にも有効な脆弱性攻撃ブロック機能や、マルウェア感染やデータ漏洩を防止するために接続可能なUSBメモリなどを制限するデバイスコントロール機能を搭載しています。また、アプリケーション起動コントロール機能によるホワイトリスト方式のセキュリティ運用が可能です。これは、インターネットに接続する上での制限や狭いネットワーク帯域の利用など、ウイルス定義データベースの更新が困難な環境や、対象となる機器のハードウェアリソースが乏しくアンチマルウェア機能を使うことが難しい場合に有効です。Kaspersky Embedded Systems Securityの用途は、主にPOS、ATMや医療機器などを想定しています。

■ バージョン3.0の主な強化点

・「ネットワーク攻撃防御」機能の搭載
バッファーオーバーランやポートスキャン、DoS攻撃などのネットワーク攻撃を検知し、攻撃元からのアクセスを遮断します。

・アプリケーション起動コントロール機能の仕様変更
Kaspersky Embedded Systems Security自体のライセンス有効期限が終了しても継続して動作し、許可していないプロセスが起動した場合にブロックします。

KESS-ApplicationLaunchControl.png

図:アプリケーション起動コントロールの設定画面

・管理ツールのKaspersky Security CenterにおけるWeb管理コンソールへの対応
Web管理コンソールで管理するための、管理プラグインが提供されます。これにより、管理者が対象デバイスのセキュリティ設定や状況について、Webブラウザ上で一元管理することが可能になります。

■ 参考情報
・Kaspersky Embedded Systems Security詳細はこちらをご覧ください。
・当アプリケーションの評価版をご利用いただけます。こちらのフォームからお問い合わせください。

※1 ライセンス価格は104,300円(新規1年1ライセンス10,430円× 新規最低購入数量10ライセンス、税別)からです。
※2 Kaspersky Security Network(以下KSN)で取得されたものです。KSNは、世界各地の数百万人の任意のカスペルスキー製品ユーザーから取得したサイバーセキュリティ関連のデータを高度に処理する、クラウドベースの複合インフラストラクチャです。KSNは取得したデータをクラウド上で自動分析することで、全てのユーザーとパートナーに対して、新しい未知のサイバー脅威に対する最短の応答時間と最高レベルのプロテクションを実現します。全ての情報は、ユーザーの同意を得て取得されています。

本プレスリリースは、2020年5月21日現在の情報を基に作成しています。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

組み込み機器向けセキュリティアプリケーション「Kaspersky Embedded Systems Security」の最新バージョン3.0を提供開始

Kaspersky Embedded Systems Securityは、Windowsベースの組み込み機器向けにマルウェア対策などのITセキュリティを提供するアプリケーションです。最新版では、ネットワーク攻撃を防御する機能とライセンス期限終了後も許可していないプロセスの起動をブロックする機能を新たに搭載しました。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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