メインコンテンツにスキップする

小~中規模の企業向けクラウドベース製品「Kaspersky Endpoint Security Cloud」を提供開始 - 未承認のクラウドサービス使用(シャドーIT)を可視化・制御、小~中規模の企業が求めるニーズに対応 -

2021年2月25日

クラウドベースの管理コンソールを介した効率的な管理機能や、管理者が認知していない未承認のクラウドサービスの使用(シャドーIT)の可視化と制御、および Microsoft 365 の保護を通じて、クラウド環境下で業務をおこなう従業員のエンドポイント環境を保護する高度で効果的なソリューションです。

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡健)は、小~中規模の企業向けクラウドベース製品「Kaspersky Endpoint Security Cloud」(以下KES Cloud)の標準年額版とサブスクリプション版(月額および年額)を本日から提供開始します。法人を対象とし、パートナー経由で販売します。

昨今、企業や組織においてはデジタルトランスフォーメーションによる事業の変革への取り組みや、業務インフラがクラウドにシフトする事例の増加に伴い、以前にも増してセキュリティリスクへ注意を払う必要が生じています。

「KES Cloud」は、10~500人程度の従業員を擁する小~中規模の企業や組織向けのクラウドベースのセキュリティ製品です。クラウドベースの管理コンソールを介した効率的な管理機能や、管理者が認知していない未承認のクラウドサービスの使用(シャドーIT)の可視化と制御1、および Microsoft 3652 の保護を通じて、クラウド環境下で業務をおこなう従業員のエンドポイント環境を保護する高度で効果的なソリューションです。

■ 主な特徴
「KES Cloud」と「Kaspersky Endpoint Security for Cloud Plus(以下KES Cloud Plus)」の二つのエディションがあり、ニーズに合わせて選択することができます。KES Cloud Plusは、脆弱(ぜいじゃく)性とパッチ管理機能、Cloud Discoveryによる未承認のクラウドサービスの制御機能など、高度な管理機能が使用できます。また、Microsoft 365を保護する「Kaspersky Security for Microsoft Office 365」(英語版、以下KSMO365)の利用ライセンスが含まれています。

Kaspersky Endpoint Security Cloud / Kaspersky Endpoint Security Cloud Plusの機能比較

図1:Kaspersky Endpoint Security Cloud / Kaspersky Endpoint Security Cloud Plusの機能比較

・クラウドサービスの使用を可視化・制御し、シャドーITのリスクを回避するCloud Discovery機能
Cloud Discovery機能は、管理対象のWindowsデバイスにおけるクラウドサービスの使用を可視化・監視し、未承認や不要と思われるクラウドサービスへのアクセスをブロック1できます。部門や従業員が無断で利用するクラウドサービスに起因するデータ侵害を回避することが可能です。

KL-APTCnC_TIP-2.png

図2: Cloud Discovery機能による、クラウドサービス使用の可視化および制御画面例

・ 「KSMO365による、Microsoft 365コンポーネントの保護2
Exchange Online、OneDrive、SharePoint Online、Teamsといった、Microsoft 365によるコミュニケーションとコラボレーションをリアルタイムで保護する製品で、Microsoft 365とのシームレスな統合が可能です。電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査するSPF(Sender Policy Framework)、電子メールの送信ドメイン認証技術のDKIM (DomainKeys Identified Mail)とDMARC (Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance) などの技術を組み合わせたメール検証機能が実装されています。さらに当社の先進的なアンチフィッシング技術とディープランニングとの組み合わせにより、ビジネスメール詐欺 (BEC) をブロックします。

製品ラインアップとライセンス価格

ライセンス単価(税別)

標準ライセンス
新規1年版

サブスクリプションライセンス
月額版

サブスクリプションライセンス
年額版

KES Cloud

6,600円から

500円から

4,950円から

KES Cloud Plus

11,070円から

830円から

8,300円から

KSMO365

5,540円から

420円から

4,160円から

・1ライセンスあたりの保護対象
KES Cloud:[Windows PC / Macいずれか 1台]または[Windowsファイルサーバー 1台]と、[Androidデバイス2台]
KES Cloud Plus: [Windows PC / Macいずれか 1台]または[Windowsファイルサーバー 1台]と、[Androidデバイス2台] と[ライセンス数の1.5倍のメールボックス]
KSMO365:1メールボックス
・KES Cloud / KES Cloud Plus の購入ライセンス数:新規最低購入数量10ライセンスから999ライセンスまでです。上記以外のライセンスについては、法人製品価格表をご覧ください。

■参考情報
・KES Cloudの詳細については、こちらを、製品サポートはこちらをご覧ください。
・KSMO365の詳細についてはこちらを、製品サポートはこちらをご覧ください。

※1 Cloud Discoveryの制御機能は、KES Cloud Plusライセンスでご利用いただけます。
※2 KSMO365のMicrosoft 365の保護機能は、KES Cloud Plusライセンスでご利用いただけます。単体製品としても販売します。

本プレスリリースは、2021年2月25日現在の情報を基に作成しています。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

小~中規模の企業向けクラウドベース製品「Kaspersky Endpoint Security Cloud」を提供開始 - 未承認のクラウドサービス使用(シャドーIT)を可視化・制御、小~中規模の企業が求めるニーズに対応 -

クラウドベースの管理コンソールを介した効率的な管理機能や、管理者が認知していない未承認のクラウドサービスの使用(シャドーIT)の可視化と制御、および Microsoft 365 の保護を通じて、クラウド環境下で業務をおこなう従業員のエンドポイント環境を保護する高度で効果的なソリューションです。
Kaspersky logo

Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

関連記事 ウイルスニュース