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仮想環境用セキュリティ「Kaspersky Security for Virtualization Light Agent」がVMware製品との連携を強化 ~最新版管理コンポーネントでVMware vSphere 7.0に対応し、VMware NSX-T Data Center環境におけるセキュリティタグ連携も可能に~

2020年8月26日

最新の管理コンポーネントでは、管理サーバーの「Kaspersky Security Center」上に各テナント用の仮想管理サーバーを用意し、テナントの管理者が仮想管理サーバーを通じて、テナントに属する仮想マシンのセキュリティ管理も行えるようになりました。

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡健)は、法人向け仮想環境用セキュリティアプリケーション「Kaspersky Security for Virtualization Light Agent」の最新バージョン5.1に含まれる、管理コンポーネントの最新版(5.1.2.273)を提供開始します。有効なライセンスをお持ちの場合は、無償で最新版をご利用いただけます。

Kaspersky Security for Virtualization Light Agentは、仮想環境専用に設計されたエンドポイントセキュリティ対策用のアプリケーションです。

・軽量でシステムリソースの消費を最小限に抑えた、ゲストOS上のソフトウェアエージェント「Light Agent」と、セキュリティ専用仮想マシン(SVM)の組み合わせにより、VMware ESXi、Microsoft Hyper-V、Nutanix AHVなど仮想環境における仮想サーバーや仮想デスクトップ環境(VDI)の高度な保護と高パフォーマンスの両立を実現します。
・SVMにスキャン機能やウイルス定義データベースを集約し、効率的に保護することでシステム全体の負荷の軽減や、アンチウイルスストーム、アップデートストームやインスタントオンギャップといった、エンドポイントセキュリティ製品における仮想環境特有の問題を防止できます。
・VDIなど仮想環境におけるテクノロジーとの親和性も高いほか、SVMの冗長化も可能で、接続しているSVMが停止してもほかのハイパーバイザー上にあるSVMに接続し直し、仮想マシンの保護を維持することが可能です。

KSV-LA5.1.png

■ 最新版の管理コンポーネント(5.1.2.273)使用時の主な強化点
1.VMware vSphere 7.0(VMware ESXi 7.0、およびVMware vCenter Server 7.0)をサポート
VMware社よりリリースされたvSphereの最新メジャーバージョン7.0をサポートしました。
2.VMware NSX-T Data Center環境におけるセキュリティタグ連携
マルウェアが検知された仮想マシンにセキュリティタグを自動で割り当てることができるようになりました(例「ANTI_VIRUS.VirusFound.threat=high」)。このセキュリティタグ情報を基に、VMware NSX Manager側で感染した仮想マシンの自動ネットワーク隔離などの実行が可能になります。割り当てられたセキュリティタグは、仮想マシンのスキャンタスクが完了した時にマルウェアが検知されなかった場合は、自動的に削除されます。
3.マルチテナント管理の実現
管理サーバーの「Kaspersky Security Center」上に各テナント用の仮想管理サーバーを用意し、テナントの管理者が仮想管理サーバーを通じて、テナントに属する仮想マシンのセキュリティ管理を行えるようになりました。例えば、ふるまい検知やランサムウェア対策に関するセキュリティ設定(ポリシー)、マルウェア感染などのイベントの通知を設定することが可能です。1台のKaspersky Security Center管理サーバーで、最大500の仮想管理サーバーをサポートします。

■ 参考情報
・最新版管理コンポーネントはサポートページよりダウンロードしていただけます。(ファイル名「ksvla-components_5.1.2.273_mlg.exe」)
・Kaspersky Security for Virtualization Light Agentの詳細は製品ページをご覧ください。
・当アプリケーションの評価版をご利用いただけます。 こちらのフォームよりお申し込みください。
・Kaspersky Security for Virtualization Light Agentは、「Kaspersky Hybrid Cloud Security」ライセンスでご利用いただけます。

※ ライセンス体系および価格

ライセンス

課金単位

新規最低購入価格(税別)

備考

Standard

デスクトップ

72,000円

単価 7,200円 × 10ライセンス

サーバー

21,000円

1 サーバーOS当たり

CPU

160,000円

1 物理CPU当たり

Enterprise

サーバー

60,000円

1 サーバーOS当たり

CPU

400,000円

1 物理CPU当たり

本プレスリリースは、2020年8月26日現在の情報を基に作成しています。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

仮想環境用セキュリティ「Kaspersky Security for Virtualization Light Agent」がVMware製品との連携を強化 ~最新版管理コンポーネントでVMware vSphere 7.0に対応し、VMware NSX-T Data Center環境におけるセキュリティタグ連携も可能に~

最新の管理コンポーネントでは、管理サーバーの「Kaspersky Security Center」上に各テナント用の仮想管理サーバーを用意し、テナントの管理者が仮想管理サーバーを通じて、テナントに属する仮想マシンのセキュリティ管理も行えるようになりました。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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