ウィンドウズワークステーション仕様カスペルスキーアンチウィルス5.0 及びカスペルスキーアドミニストレーションキット5.0 ベータテスト開始!
大手情報セキュリティソフト開発メーカーのカスルスキーラボは同社の新製品ウィンドウズワークステーション仕様Kaspersky Anti-Virus 5.0 及びKaspersky Administration Kit 5.0の公開ベータテストの開始を発表した。これ等は何れも企業向け情報セキュリティ対策の分野で重要な地位を占める製品である。
Kaspersky Anti-Virus 5.0によるアンチウィルスセキュリティシステムの集中管理に対して、ウィンドウズワークステーション向けソリューションはシステム内の個々のマシンのセキュリティ対策を効果的に実施する。両製品とも全面的な設計変更と最新のテクノロジーを駆使した大幅なアップグレードが成されている。
ウィンドウズワークステーション向けKaspersky Anti-Virus 5.0は、あらゆる点でバージョン4.5を決定的に凌いでいる。新たなアンチウィルスエンジンと、新たなiチェッカー、iストリームテクノロジーにより、プログラムを実行するのに必要なメモリー量は従来の半分になり、スキャニング速度は3倍になった。
新たなエルゴノミックユーザーインターフェイスは、セキュリティレベルを「最大」、「推奨」、「最速」の3段階に設定することで管理者の手間を簡略化している。
メールに対する対策も向上している。次世代カスペルスキーアンチウィルス製品はMicrosoft Outlook 及びMicrosoft Outlook ExpressのメールDB内の有害コードを駆除し、どのメールクライアントが使用されるかに拘わらずSMTP/POP3トラフィックをスキャンする。プログラムは最新の有害コードも含めて ZIP,ARJ,CAB 及び RAR アーカイヴの感染を検知して駆除出来る。
Kaspersky Administration Kit 5.0も同様に広範囲にわたるアップグレードにより製品の信頼性と機能性を大幅に拡充している。即ち、ネットワーク管理者はマイクロソフトマネージメントコンソールと一体化して標準仕様となったインターフェイスの利便性が評価されよう。 今日の企業セキュリティの要求に対処すべくKaspersky Administration Kitは5千台のコンピュータを管理出来る。管理は簡素化され、グループ化したネットワークに対し単一のパラメータを設定するなどの集中管理が行える。これにより、グループ単位で対策を設定出来、処理が追跡される。その上ログ、レポート機能が強化され、管理者には個々のマシンの稼動状態はもとより、ネットワークの防御対策全体について報告される。 カスペルスキーのサイト http://www.kaspersky.co.jp/beta.html にアクセスしてベータテストを体験出来る。