Kaspersky Lab と ビジネス調査を専門にするグローバル調査会社B2B International が共同で実施した調査により、非常に多くの企業が自社の情報セキュリティに十分な注意を払っていない実態が明らかになりました。
本リリースは、2013年 3 月 14 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。
Kaspersky Lab と ビジネス調査を専門にするグローバル調査会社B2B International が共同で実施した調査により、非常に多くの企業が自社の情報セキュリティに十分な注意を払っていない実態が明らかになりました。この調査は 2012 年 11 月に、世界各国の 5,000 人以上のシニア IT マネージャーを対象に行われました。特に注目すべき点として、35% の企業が暗号化技術を採用しておらず、企業データを不正アクセス可能な状態にしていることが分かりました。
産業スパイとデータ漏えいは、あらゆる企業にとって大きな脅威となっています。しかしそれでも多くの企業は、セキュリティソフトウェアを導入して重要な情報を保護することに積極的ではありません。
調査結果によると、ビジネスとって重要なファイルとフォルダーを守る「ファイルとフォルダーレベルの暗号化(FLE)」 、および一時ファイルを含むハードディスク全体の内容を盗み見られないように保護する「フルディスク暗号化(FDE)」を採用しているのは、世界の企業の半分程度です。
企業内の暗号化された情報がサイバー犯罪者の手に渡ったとしても、複合化には膨大な時間とコンピューターの処理能力が必要です。
しかし、そのような利点があるにもかかわらず、34% の企業は FLE を使用しておらず、17% の企業は今後使用する予定もありません。FDE についても状況は同じです。36% の企業が使用しておらず、18% にはその予定もありません。この状況は、機密データを含む企業の情報の完全性を危険にさらすものです。企業に深刻な問題をもたらす可能性があり、致命的なものとなる危険性もあります。
Kaspersky Lab の暗号化技術
新しい企業向けプラットフォームであるKaspersky Endpoint Security for Business Advanced*は、機密情報を守るファイルとフォルダーレベルの暗号化と、フルディスク暗号化の両方を提供します。このソリューションの主な利点には、外付けのストレージに保存されているデータ暗号化のサポート、暗号化ツールと機密情報へのユーザーアクセス権の両方を一元管理する機能などがあります。結果として、データ消失のリスクを容易に低減でき、煩雑さも軽減されます。
*今秋提供開始予定
Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced は、すべての機能をKaspersky Lab の技術者が開発したため、その暗号化技術は、Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced に含まれる他のコンポーネントともシームレスに動作します。そのため、企業ユーザーが互換性の問題で悩むことはありません。
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとしてKaspersky Labは15年以上にわたり、大企業および中小企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なデジタルセキュリティソリューションを提供しています。同社は現在、英国で登記された持ち株会社も含め、世界中のおよそ 200 の国と地域で営業活動を行っており、全世界で 3 億人を超えるユーザーを保護しています。
詳細については
http://www.kaspersky.co.jp/
をご覧ください。