緊急度の高い脆弱性で、いくつかの悪性プログラムが確認されている
この度、Windowsの脆弱性が確認されました。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (912840) Graphics Rendering Engine の脆弱性によりコードが実行される可能性がある
現在、この脆弱性についてのパッチは発行されておりません。Windows XP SP1、SP2、Windows Server 2003 および 2003 SP1の環境にて、この脆弱性は影響を持ちます。この脆弱性を利用した悪性のプログラムがネット上で確認されております。
この脆弱性は非常に悪性で、カスペルスキーはデータベース上にて既に対応しております。しかし、カスペルスキーを含む一部のアンチウイルスベンダーでは、データベースだけではなく、アンチウイルスプログラムにも対策が必要となります。
ユーザー様におきましては、最新パッチの適用、最新のデータベースのアップデート、およびコンピューターの完全スキャンを行っていただきますよう、お願いいたします。
本部ニュース記事:
Windows Meta File Vulnerability
(Windows META File脆弱性について)
Trojan programs exploiting the latest Windows vulnerability
(最新のWindows脆弱性を利用するトロイの木馬について)
※弊社製品については下記モジュールにより自動的に適応される形となりました。(2006/01/31)
http://www.kaspersky.co.jp/news.html?id=179