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DNS Changerというウイルスに関連した注意喚起と無償駆除ツールの提供について

2012年4月4日

株式会社カスペルスキーは、DNS設定を書き換えるコンピューターウイルス「DNS Changer」についてお知らせいたします。

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(東京都千代田区、代表取締役社長 川合 林太郎、以下、カスペルスキー)は、DNS設定を書き換えるコンピューターウイルス「DNS Changer」についてお知らせいたします。

DNS Changerと呼ばれるコンピューターウイルス(カスペルスキーではTDSSと呼んでいます)が話題になっています。このウイルスは、世界中で感染したパソコンがまだ数十万台も動いているといわれる、感染が広がっているコンピューターウイルスです。

このウイルスに感染すると、インターネットの情報のありかを探すドメインネームサービス(DNS)の問い合わせ先が、不正に構築されたDNSのサーバーに変更されてしまいます。これにより、正規のサイトへ接続をしたくても、全く異なるサーバーに誘導されてしまうことになります。現在はこの不正なDNSサービスは米国の連邦捜査局(FBI)により取り除かれ、代わりに正常に動くDNSサーバーが設置されているため、大きな混乱は発生していません。しかしながら、このDNSサーバーは7月以降もサービスを提供するとは言えません。

カスペルスキーは、”Save the World” を標榜している企業であり、インターネットを活用されるすべての人とデバイスが、安全に活用されることを望んでいます。当社は、本ウイルスの感染を発見・駆除をするツールを開発し、無償で提供をしています。7月以降も正しくネットワークを活用できるよう、すべてのコンピューターユーザーはDNS Changerの感染確認を行っていただきますようお願いいたします。

なお、カスペルスキーのウイルス対策製品は、DNS Changerおよびその亜種に対応しています。


本件の詳細情報は、以下のWebサイトで公開しておりますので、併せてご確認ください。
http://www.viruslistjp.com/analysis/?pubid=999999996

 

【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab は、ウイルス・スパイウェア・クライムウェア・不正侵入・フィッシング詐欺・スパムといった IT 上の脅威に対抗する世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供する、ヨーロッパ最大のアンチウイルスベンダーです。エンドポイント向けソリューションにおいては、全世界でもトップ4のシェアを持っています。個人/SOHO向けにとどまらず、中小企業向け、大企業向け、モバイル端末向けなど多様な分野の各種製品で、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。また、Kaspersky の技術は業界を代表する IT セキュリティ製品やソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。また、アンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパムなどIT セキュリティに関する最新情報を http://www.viruslistjp.com/ にて提供しています。

DNS Changerというウイルスに関連した注意喚起と無償駆除ツールの提供について

株式会社カスペルスキーは、DNS設定を書き換えるコンピューターウイルス「DNS Changer」についてお知らせいたします。
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Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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