メインコンテンツにスキップする

【年頭所感】Internet of ThreatsからInternet of Trustへ

2018年1月5日

2018年も設立以来のミッションである「Save the World from IT threats」の実現に向け、最新のインテリジェンスと20年のノウハウを最大限に活かし、情報セキュリティコミュニティならびに法執行機関と連携することでサイバー犯罪の撲滅に取り組むと同時に、CSR活動を通したインターネット知識向上のために注力してまいります。情報セキュリティ製品とサービスを提供する企業としての透明性を確保し、信頼に基づくパートナーシップを通してお客様の安心と安全を実現すべく、社員一同尽力することをお約束します。

2018年 元日
株式会社カスペルスキー
代表取締役社長 川合 林太郎


明けましておめでとうございます。日ごろからのご支援に厚く御礼申し上げます。

昨年はこれまでにも増して、世界中で企業や組織への高度な標的型攻撃が目立った一年でした。特に脆弱性がらみの深刻な問題がクローズアップされ、いわゆるゼロデイ脆弱性のストックや売買が活発化すると同時に、正規ソフトウェアの脆弱性を悪用してアップデートにマルウェアを仕込むサプライチェーン攻撃が猛威を振るいました。世界的なセキュリティインシデントとして今後も語り継がれるであろうWannaCryでは、既知の脆弱性によっても世界規模のパンデミックが発生する現状が露呈しました。さらにはファイルレスマルウェアをはじめとしたマルウェアの進化によって、検知・解析・調査がますます困難となり、痕跡を消すための手法の進化に加え、ビジネスメール詐欺やサプライチェーンを経由する侵入手口の巧妙化など、サイバーセキュリティにとって前途多難な様相を示したともいえます。

2018年もこのような脅威が増大すると予測される中、企業ではこれまでの防御対策に加えて、信頼に足る知見に基づいたインテリジェンスを活用して、いかに重大な攻撃の兆候を把握し、被害を最小化するためにどのように対処するかが重要になってきます。

個人に目を向けますと、暗号通貨の採掘からDDoS攻撃まで多くの機能を持つモバイル向けマルウェアの登場に代表される脅威の進化や、IoTを含む生活のインターネット化が進む中、インターネット社会の住人としてこれまで以上のインターネットリテラシーの向上が求められます。

私たちは2018年も設立以来のミッションである「インターネット上の脅威から世界を守る - Save the World from IT threats」の実現に向け、最新のインテリジェンスと20年のノウハウを最大限に活かし、情報セキュリティコミュニティならびに法執行機関と連携することでサイバー犯罪の撲滅に取り組むと同時に、CSR活動を通したインターネット知識向上のために注力してまいります。また、情報セキュリティ製品とサービスを提供する企業としての透明性を確保し、信頼に基づくパートナーシップを通してお客様の安心と安全を実現すべく、社員一同尽力することをお約束します。

本年もどうぞカスペルスキーにご期待、ご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

【年頭所感】Internet of ThreatsからInternet of Trustへ

2018年も設立以来のミッションである「Save the World from IT threats」の実現に向け、最新のインテリジェンスと20年のノウハウを最大限に活かし、情報セキュリティコミュニティならびに法執行機関と連携することでサイバー犯罪の撲滅に取り組むと同時に、CSR活動を通したインターネット知識向上のために注力してまいります。情報セキュリティ製品とサービスを提供する企業としての透明性を確保し、信頼に基づくパートナーシップを通してお客様の安心と安全を実現すべく、社員一同尽力することをお約束します。
Kaspersky logo

Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

関連記事 ウイルスニュース