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Kaspersky Lab、ブロックチェーン関連団体「Enterprise Ethereum Alliance」に加盟

2018年4月4日

Kaspersky Labは、世界最大のブロックチェーンイニシアティブであるEEA(Enterprise Ethereum Alliance)に加盟しました。EEAへの加盟により、アライアンスのメンバーとの交流、専門知識の共有、ワーキンググループへの参加を通じて、今後はブロックチェーン技術をベースとしたソリューションにおける新たなレベルの開発の実現を目指します。

[本リリースは、2018年3月19日にKaspersky Labが発表したプレスリリースに基づいた抄訳です]

Kaspersky Labは、世界最大のブロックチェーンイニシアティブである「Enterprise Ethereum Alliance(エンタープライズ イーサリアム アライアンス、以下EEA)」に加盟しました。

ブロックチェーンには仮想通貨のみならず、電子投票やフェアトレードなど、ブロックチェーンを利用できるユースケースによる膨大なエコシステムが存在します。当社では、社内の新規事業開発部門において、ブロックチェーンプロジェクトをすでに多数開発しています。EEAへの加盟により、アライアンスのメンバーとの交流、専門知識の共有、ワーキンググループへの参加を通じて、今後はブロックチェーン技術をベースとしたソリューションにおける新たなレベルの開発の実現を目指します。

Kaspersky Lab 投資&技術革新グループリーダーのヴァルタン・ミナシヤン(Vartan Minasyan)は次のように述べています。「ブロックチェーン技術がもたらす機会は、仮想通貨以外にも豊富にあるにもかかわらず、Bitcoinに世間の注目が集まっていることで、その点が忘れられています。重要なのは、Bitcoinがブロックチェーンを必要としているのであって、その逆ではないと再認識することです。EEAへの加盟によって、さまざまなビジネスセクターに属するEEAの参加メンバーとのコラボレーションが実現し、社内のブロックチェーンソリューションの開発をさらに推し進めることができ、世間にブロックチェーンの利点を認識してもらえるようになると考えています」

Kaspersky Labは約3年にわたり、新規事業開発部門であるKaspersky Labビジネスインキュベーターにおいて、新しいアイデアや技術の開発という面から社内外のチームをサポートしてきました。ブロックチェーンに基づくアイデアや技術もその対象となっています。そのプロジェクトの1つである「Polys(ポリス)」は、透明性のある暗号化アルゴリズムに裏付けられたセキュアなオンライン投票システムです。このシステムは、すべてのトランザクションを確実にブロックチェーンに登録し、保管し、票を集計しています。EthereumをベースとするPolysでは、ネットワークの参加者が投票の実行の正確性を検証できるようになっています。

EEAでは、Fortune 500の企業、優れた技術イノベーター、および研究機関が集まり、ブロックチェーンソリューションの導入について、情報共有と議論が行われています。当社は今後、さまざまなワーキンググループのイベントに参加し、経験豊富な市場関係者と協力することによって、アライアンスのメンバーが革新的技術分野でセキュリティを確保できるように貢献してまいります。

■ Kaspersky Lab ビジネスインキュベーターについて

Kaspersky Lab ビジネスインキュベーターは、優れたアイデアや技術の開発において社内外のチームを育成する目的で2015年に設立し、セキュリティと安全性が重要視される分野のスタートアップ企業向けに開放されています。必要なすべてのインフラストラクチャ、専門知識、販売チャネルおよび資金へのアクセスを提供することで、起業家が社内の安全な環境でプロジェクトを進められるよう支援しています。ビジネスインキュベーターは、企業の技術革新を奨励するためのKaspersky Labのイニシアティブの1つです。Kaspersky Labとの協業に関心のあるスタートアップ企業の創業者の方は、incubator@kaspersky.comまでご応募ください。

■ Enterprise Ethereum Alliance(EEA)について

EEAは、Ethereum をベースの技術のベストプラクティスやオープンスタンダード、オープンソースのリファレンスアーキテクチャを開発や促進、広範にサポートすることを目的として2017年2月に設立された非営利団体で、業界からの支援を受けています。EEAは現在、Ethereumをエンタープライズグレードへと進化させるよう尽力しており、プライバシー、機密性、スケーラビリティ、セキュリティなどの幅広い分野で研究と開発を行っています。また、EEAは、Ethereumの許可型ネットワークと公開ネットワークにまたがるハイブリッドアーキテクチャ、さらには業界固有のアプリケーションレイヤーのワーキンググループを調査しています。EEAは今後、共同で業界のオープン標準を開発し、メンバーとのコラボレーションを促進していきます。また、EEAは、参加を希望するEthereumコミュニティのすべてのメンバーを受け入れています。このオープンソースフレームワークによって、個々の企業によるサイロ状態では成し遂げられない広い範囲での大規模な普及が可能になり、Ethereumの非許可型公開ネットワークのスケーラビリティ、プライバシー、および機密性に関する未来の姿の洞察を得られるようになります。

https://entethalliance.org/

Kaspersky Lab、ブロックチェーン関連団体「Enterprise Ethereum Alliance」に加盟

Kaspersky Labは、世界最大のブロックチェーンイニシアティブであるEEA(Enterprise Ethereum Alliance)に加盟しました。EEAへの加盟により、アライアンスのメンバーとの交流、専門知識の共有、ワーキンググループへの参加を通じて、今後はブロックチェーン技術をベースとしたソリューションにおける新たなレベルの開発の実現を目指します。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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