当社の社名はシンプルに「Kaspersky」になります。新しいミッション「Building a safer world」は、信頼できる、透明性の高い未来に向けた当社のコミットメントを強く打ち出すものです。Kasperskyは、テクノロジーがもたらす無限の機会をすべての人が享受できるよう、そのテクノロジーを守ります。
[本リリースは、2019年6月4日にKaspersky Labが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
Kaspersky Labは、「Save the World from IT threats」をミッションとし、20年以上にわたって、お客様に最高のセキュリティソリューションをご提供してきました。世界のデジタル化とグローバル化に伴い、当社の役割はアンチウイルスの研究所を超えて、革新的な製品とテクノロジー、クラウドサービスや世界トップレベルの脅威インテリジェンスをはじめとする、高度で包括的なセキュリティソリューションとサービスを提供するテクノロジーリーダーへと発展を遂げました。
本日発表するブランド戦略は、この変化を反映したものです。当社の社名はシンプルに「Kaspersky」になります。新しいミッション「Building a safer world」は、信頼できる、透明性の高い未来に向けた当社のコミットメントを強く打ち出すものです。Kasperskyは、テクノロジーがもたらす無限の機会をすべての人が享受できるよう、そのテクノロジーを守ります。
新たなブランド戦略は、当社のビジネスの重点が「cybersecurity(サイバーセキュリティ)」から、より広い概念である「cyber-immunity(サイバーイミュニティ)※」へ進化したことを反映しています。私たちが住んでいる世界では、テクノロジーがかつてないほどに、プラットフォームや境界線を超えて人間同士をつなげています。また人間とテクノロジーが協調し、人々の生活をより豊かにしようとしています。現代のサイバーセキュリティは、単なるデバイスの保護を超えて、接続されているすべてのものを保護するエコシステムを構築することなのです。Kasperskyの新たなブランド戦略は、このような進化に取り組む姿勢と、将来のためにより高度な業界標準の開発をリードしようというコミットメントを示しています。さらに、セキュリティがもはや単なる末端に追加されたレイヤーではなく、当社がセキュアバイデザインのコネクテッドシステムの構築を支援することも表しています。
新たなブランド戦略について、CEOのユージン・カスペルスキー(Eugene Kaspersky)は次のように述べています。「22年以上前に会社を設立してからこれまでに、サイバー脅威を取り巻く状況と産業界はどちらも発展し大きな変貌を遂げる一方で、私たちの生活におけるテクノロジーの役割は、職場と家庭の両方でますます重要になっています。今日の世界には新たなニーズが存在し、私たちの新たなブランド戦略は、現在だけでなく遠い未来までもこれらのニーズを満たしていくという当社のビジョンを反映しています。サイバー脅威から世界を守ってきた実績をもとに、テクノロジーのもたらす多数の恩恵を誰もが自由に享受できる、サイバー脅威の影響を受けない、より安全な世界を築くお手伝いをしていきます」
■ 新しいビジュアルアイデンティティ
新たなブランド戦略の一環としてビジュアルアイデンティティも一新し、私たちの基本的価値観と、組織としてKasperskyが支持してきたものの本質を反映させました。新しいロゴは、幾何学的で数学的に正確な文字の形に基づいて作成したもので、当社の設立当時から今も守り続けている、最高水準のソフトウェアエンジニアリングの専門知識を表現しています。社名変更にあわせて「Lab」という言葉も除きました。
Kasperskyのマーケティング担当バイスプレジデント、アンドリュー・ウィントン(Andrew Winton)は、次のように述べています。「これまでのロゴは、1997年に、ギリシャ文字をもとに作成しましたが、その後、コミュニケーションの広がりや深まりによってさまざまな物事が変化し、その妥当性が薄れました。私たちは将来を見つめ、デジタル世界を利活用する必要があるのです。新しいビジュアルアイデンティティを開発していたとき、会社名に「Lab」を含めないことは理にかなっていると考えました。当社の広範囲にわたるテクノロジーを前面に出しながらも、新たに発想を得た哲学とミッションを広めるには、シンプルなブランドが相応しいと考えました」
※ cyber-immunity(サイバーイミュニティ)
サイバー脅威に対する免疫力を高める