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カスペルスキーラブス社がIntelの組込用CPU「StrongARM」用のアンチウイルス製品をリリース:Innominate mGuardのウイルススキャン部分に採用

2004年12月15日

カスペルスキーラブス社とInnominate社が「Innominate mGuard PCI」での製品を発表

セキュリティーソフトウェア開発の第一人者やとして知られるカスペルスキーラブス社と、ベルリンを主体としたセキュリティー製品のメーカーであるInnominate Security Technologies AG (http://www.innominate.com/)は、カスペルスキーラブス社のアンチウイルスによって機能強化されたセキュリティー製品「Innominate mGuard PCI (http://www.innominate.com/pro_mguard_pci.html)」をリリースした。

Innominate社のInnominate mGuard PCIは、PCやサーバーシステムへの一体化として、世界で初めて完全な製品を提供した。
VPNやアンチウイルス機能のファイアウォールは、どのようなシステムでも簡単に統合が可能となる。Innomate社のハードウェアは、独特な統合性への適応と同様に、高性能な機能を保証する最新のIntel XScale技術(StrongARMベース)に基づいて開発されている。

カスペルスキーラブス社との技術提携は、Innomate社製品が、ARM技術と一体化する、高性能なアンチウイルス保護機能の提供を保証する。これは、どのようなコンピューターシステムをユーザーが使用していても、トロイの木馬系やほかの有害プログラムがPCに感染する前に検出し、防御するために開発された。アンチウイルスソフトの特別な設計で、mGuard PCI用Kasperskyアンチウイルスのウイルス検出機能が強化されたことを意味する。

「Innominate mGuardは、アンチウイルス機能付の初めてのARM技術を備えた製品である。前回のカスペルスキーラブス社との共同開発の成功で、彼らの精巧さやチームの能力の高さと、Kasperskyアンチウイルス技術の高性能を確認した。その実績から、今回またカスペルスキーラブス社と提携することになった」と、Innominate Security Technologies AGのCEOである、Olaf Siemens氏は述べている。

「我々は、ARMのセキュリティーソフトは、将来有望なビジネスの方向性を持つと考えている」と、カスペルスキーラブス社のビジネス開発管理者である、Vitaly Bezrodnykhは述べた。「我々は、組込装置に対する保護の分野や、ARMシステムの有害プログラムからの防御システムの機能強化に、より力を入れて行きたい」

Kasperskyアンチウイルスは、セキュリティ業界において高いウイルス検出率や最新の脅威への迅速な対応、また、頻繁なアンチウイルスデータベース更新(1時間に1回)等の技術力有名である。過去5年以上において、Kasperskyアンチウイルスが検出した有害プログラムの数は、80倍にも膨らんだ。

Innominate mGuard PCIカードは、ドイツ市場では2004年12月から販売開始となる。
日本国内ではアルテック株式会社が総代理店となる。

カスペルスキーラブス社がIntelの組込用CPU「StrongARM」用のアンチウイルス製品をリリース:Innominate mGuardのウイルススキャン部分に採用

カスペルスキーラブス社とInnominate社が「Innominate mGuard PCI」での製品を発表
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