サイバーマップは、カスペルスキー製品が検知・ブロックしたサイバー脅威をリアルタイムに表示し、Web上でインタラクティブに操作することができる地図です。秒あたりの検知数グラフなどの統計データもグラフで確認でき、あらゆる脅威とその拡散の速度を誰もが簡単にリアルタイムで閲覧することができます。
~セキュリティ製品で検知した脅威を地域や種別ごとに表示し、インタラクティブな操作が可能~
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎)は、世界中で発生しているサイバー脅威をWeb上でリアルタイムに可視化する地図「Kaspersky Cyberthreat Real-Time Map(通称:サイバーマップ)」が、日本語を含む10か国語に対応したことを発表します。
サイバーマップは、カスペルスキー製品が検知・ブロックしたサイバー脅威をリアルタイムに表示する地図です。2014年4月より公開し、現在では10か国語(英語、日本語、中国語(簡体字)、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、トルコ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語)に対応しています。
サイバーマップでは、表示モード(3D表示と平面表示)や地図カラー(ダークとライト)の切り替えを始め、地球儀を回転させて各地域を拡大表示することができ、インタラクティブにその地域における脅威動向の詳細を確認することができます。また、自動でリアルタイムな攻撃の様子を表示するデモモードにより、リアルにサイバー脅威を体感いただけるほか、ソーシャルメディアでシェアすることもできます。
Kaspersky Cyberthreat Real-Time Map: https://cybermap.kaspersky.com/ja/
■ Kaspersky Cyberthreat Real-Time Mapでできること
・種別ごとに色分けされたサイバー脅威を地図上にリアルタイムに表示
・統計データの閲覧
・秒あたりの検知数のグラフ(リアルタイム)
・本日の検知状況ランキング(国)
・過去の統計データ(全地域と国別、検知名、期間は過去1週間と過去1か月で切り替え可能)
【参照可能なデータ】
カスペルスキー製品の各モジュールが検知・ブロックした脅威
オンアクセススキャン(OAS)、オンデマンドスキャン(ODS)、ウェブアンチウイルス(WAV)、メールアンチウイルス(MAV)、侵入検知システム(IDS)、脆弱性スキャン(VUL)、カスペルスキーアンチスパム(KAS)、ボットネット活動の検知(BAD)
【地図の操作】
・世界地図の切り替え :3Dモード表示と平面モード表示
・地図カラーの切り替え:ダークとライト
・表示言語切り替え:10か国語
・デモモード:地球が自動で回転しリアルタイムな攻撃の様子を動的に表示
・国ごとの状況:地図上で任意の国をクリックすると、その国の脅威検知状況を表示
・各地域の閲覧:3Dモード表示の世界地図を回転(平面モード表示時は位置移動)させたり、ズームインとズームアウトをボタンで切り替えて地図を拡大縮小させたりすることが可能
【画面イメージ】
株式会社カスペルスキーのコンシューマ テクニカル エヴァンゲリスト、保科貴大は次のように述べています。「サイバースペースの脅威の動向を示すサイバーマップは、カスペルスキー製品から集まった最新情報がリアルタイムで追加されるため、あらゆる脅威とその拡散の速度を誰もが簡単に閲覧できるようになっています。2017年はランサムウェアの「Wannacry」(2017年5月中旬)や「ExPetr/NotPetya」(2017年6月下旬)が世界的に蔓延しましたが、同時期にサイバーマップの閲覧数も急増していました。セキュリティに関する話題をきっかけに、サイバー脅威をリアルタイムで確認できるこの地図へのアクセスが増加したのではないかと見ています。気になるサイバー脅威が発生した際、サイバーマップにアクセスしてみてはいかがでしょうか」
※ Kaspersky Cyberthreat Real-Time Mapで使用している統計情報はすべて、Kaspersky Security Network(以下KSN)で取得されたものです。KSNは、Kaspersky Labのアンチマルウェア製品の各種コンポーネントから情報を収集するクラウドベースのアンチウイルスネットワークです。ネット上の新しい脅威を即時に検知し、感染源を数分でブロックすることでKSNに接続されたすべてのコンピューターを保護します。KSNには全世界で数千万の個人および法人ユーザーが参加しており、悪意のある活動に関する情報を世界規模で共有しています。すべての情報は、ユーザーの同意を得て収集されています。