セキュリティーソフト製品の供給メーカーであるカスペルスキーラブス社は、Viruslist.comのリニューアルを発表した。
セキュリティーソフト製品の供給メーカーであるカスペルスキーラブス社は、Viruslist.comのリニューアルを発表した。新しいViruslist.comは、インターネットユーザーが安全にネットサーフィンできるよう、様々な情報を提供する。それは、ウイルスの新着情報、構造分析、便利な機能など、新しい特徴を持っている。
今回の新しいサイト構成は、現代の3つの脅威(ウイルス/ハッカー/迷惑メール)を防止するために、3つのセクションに分割される。それぞれに、専門家の分析結果や基本的な情報、最新ニュースが公開されている。 また、インターネットセキュリティーの用語辞典が追加された。
Viruslistのメインで、歴史あるコンテンツのKasperskyウイルス百科事典は、今回改良された。ウイルス研究所のベテラン分析者が、有害プログラムを現代の脅威状況にあうように、また、Kasperskyアンチウイルスデータベースに一致するよう再編成した。オンラインの百科事典には、カスペルスキーラブス社製品で検出した全てのウイルスが、その詳細の情報及び解説付で掲載されている。
さらに、ウイルス百科事典は有害プログラムの影響度の段階別情報や、感染した際の対応法、コンピューターウイルスの歴史、また、コンピューター初心者やベテランにとっても活用的な情報も掲載されている。有害なプログラムが進化しつつあるなか、このような情報は常に更新されるだろう。
Viruslist.comは、検索したいユーザーがカスペルスキーラブス社及び他社主力メーカーからウイルス名称で検索可能なサーチエンジンを組み込んでいる。それぞれのウイルス対策ソフトメーカーが、同じウイルスで違う名称をつけている場合でも、検索可能となっている。
新しいViruslist.comは、来訪者が、熟練のウイルス分析者が綴っている公開日記(分析日記blog)にアクセスすることによって、カスペルスキーウイルス研究所の内部を知ることが出来る。Eugene Kasperskyや Costin Raiu、David Emmが最新の有害プログラムやその傾向についてコメントしている。来訪者のコメントや質問に対し、分析者が回答していく。
ニュースや新しいウイルス解説、分析日記などの大量の情報を、RSS形式にてリアルタイムで更新し、全ての読者やウェブサイトオーナーにお届けする。