カスペルスキーは現在一時間毎にアンチウィルスデータベースを更新
大手インフォメーションセキュリティソフトウェアデベロッパーであるカスペルスキーラブスは新しいサービスとして、一時間毎のアンチウィルスデータベースの更新を発表した。従来までのデータベースの更新はインターネットからのダウンロード用に3時間毎に実施されていた。
この5年間にカスペルスキーアンチウィルスデータベースが検知した有害プログラムの数は、凡そ80倍に達している。これは毎日数百に及ぶ新たなウィルスが発生しているという事実によるものである。2000 年には63件の更新が発表された。その後 2001 年 205 件、2002年652件、2003年818件と激増し、今年は既に1500件以上のデータベースのアップデートが発表された。カスペルスキーアンチウィルスのアナリスト達は、2004年中には5000件以上のデータベースがスケジュールによりアップデートされると予測している。
スケジュールドアップデートと並んでカスペルスキーラブスはアンチウィルスデータベースの緊急アップデートを随時実施している。これらの一連のアップデートは、新たに検知されたウィルスの感染後30分以内に対処して安全を確保するための緊急措置である。