Kaspersky Lab は、Dennis Technology Labs が実施した第三者テスト Enterprise Anti-Virus Protection April – June 2013 において、法人向けセキュリティソリューション Kaspersky Endpoint Security for Windows が最高賞を獲得したことを発表します。
本リリースは、2013年 7 月 25 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。
Kaspersky Lab は、Dennis Technology Labs が実施した第三者テストEnterprise Anti-Virus Protection April – June 2013 において、法人向けセキュリティソリューション Kaspersky Endpoint Security for Windows が最高賞を獲得したことを発表します。
このテストの目的は、現在市販されているさまざまなセキュリティソリューションがサイバー脅威をどれだけ効果的に検知しブロックできるかを検証するとともに、各ベンダー製品の機能を比較することです。今回のテストには、Kaspersky Lab の他に法人向けセキュリティベンダーの大手4社が参加しました。
今回のテストでKaspersky Endpoint Security for Windows は、400 満点中 388 点を獲得し、有効性評価が 97% という高スコアにより第 1 位となりました。
Dennis Technology Labs のエキスパートはこのテストで、悪意のあるリンクを 100 セット使用しました。これらはすべて、テストを実施した時点で現実の攻撃に使用されていた実存する脅威です。
Dennis Technology Labs のエキスパートは次のように述べています。「このテストによって、100 セットという比較的少数の脅威サンプルでも、各アンチウイルスプログラムのパフォーマンスに大きな違いがあることが実証されました。何より重要なのは、テストの時点で実際にコンピューターを攻撃していた現実の脅威によって、その違いが示されている点です。」
多くの専門機関は、Dennis Technology Labs よりも多くのマルウェアサンプルを使用してテストを実施しています。この方法では、製品の「ナレッジベース」の大きさについてのより詳細な情報を得ることができます。しかし、アンチウイルスデータベースの網羅率は、全面的な安全を保証するものではありません。テストに多くのマルウェアサンプルを使用する場合、中にはデータベースに追加されてから長い時間が経ち、ほとんど遭遇することのない時代遅れのサンプルも含まれています。こうしたテストでは、セキュリティソリューションがマルウェアを検知できることはわかっても、プロテクション機能が正確に反映されるとは言い切れません。
Kaspersky Lab のアンチマルウェアリサーチ部 ディレクターであるオレグ・イシャノフ(Oleg Ishanov)は次のように述べています。「我々は、数は少なくとも最新の悪質なリンクを厳選して使用するという Dennis Technology Labs の決定は、ソリューションの真の有効性を実証するうえで極めて効果が高いと考えています。他のアンチウイルステスト機関は、悪意のあるオブジェクトを 100 万個ブロックするソリューションに高評価を与えることが少なくありませんが、そうしたオブジェクトの多くが実環境ではほとんど見られないということが考慮されていません。またそのような製品は、新種の危険な脅威を素通りさせてしまい、企業の IT インフラに甚大な被害をもたらす恐れがあります。こうした理由から、Dennis Technology Labs の方法論は、アンチウイルステストでよく使用される他のアプローチとは一線を画すものとなっています。」
Kaspersky Endpoint Security は今回の Dennis Technology Labs のテスト以前にも第三者機関のエキスパートから高い評価を受けてきました。2013 年 5 月には、 VB100 テストで 100% のスコアを獲得したほか、1 月には AV-Test が実施したテストで第 1 位を獲得しています。
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