今回の結果は、当社の法人向けと個人向け製品のポートフォリオが、既知および未知の脅威、そして高度な脅威に対して高いパフォーマンスを提供し続けていることを実証しています。
[本リリースは、2022年4月8日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
Kasperskyは、2021年に複数の第三者機関が実施したセキュリティ製品テストに75回参加し、そのうち76%に当たる57のテストで第1位、さらに84%に当たる63のテストで3位以内に入賞しました。当社がそれらのテスト結果を独自に集計し総合評価した「TOP3メトリック」では、1位受賞数および3位以内の入賞数において9年連続でトップとなりました。今回の結果は、当社の法人向けと個人向け製品のポートフォリオが、既知および未知の脅威、そして高度な脅威に対して高いパフォーマンスを提供し続けていることを実証しています。
TOP3メトリックは、サイバーセキュリティ業界において権威のある第三者機関が実施した法人向け、個人向け、モバイル向け製品のテストやレビューの結果を、当社が独自に集計しバブルチャートで表したものです。複数のテストや製品で一貫したパフォーマンスを発揮することは、1つのテスト結果よりもそのベンダーにとって有意義な評価になります。対象とした第三者機関は、AV-TEST、AV-Comparatives、SE Labsなど※1です。
なお、当社は、2013~2021年の9年間に第三者機関による741件のテストとレビューに参加し、第1位を518件、上位3位内を612件獲得※2しています。
■法人向け製品
・AV-TESTの「Advanced
Endpoint Protection: Ransomware Protection」テストにおいて、「Kaspersky
Endpoint Security Cloud」がテストで使用された全てのランサムウェア攻撃を100%ブロックし、最高の結果を達成しました。
・AV-TESTのランサムウェアに対する「Advanced Threat Protection」テストで、「Kaspersky
Endpoint Security for Business」は「Advanced」賞を獲得したほか、「Best Protection」「Best Performance」「Best Usability」などの年間アワードを受賞しています。
・SE Labsの「Enterprise
Advanced Security」テストにおいて、「Kaspersky Endpoint Detection and Response(EDR)」は4グループ16件の標的型攻撃※3全てを誤検知無しに検知し、合計98%の精度で最高評価の「AAA」を獲得しました。
・ICT市場における主要ベンダーの評価ツールIDC MarketScapeにおいて、「Kaspersky
Endpoint Security for Business」は主要プレイヤー(Major Player)として位置付けられており、法人のお客様に対してネイティブに統合された製品横断型のソリューションを提供する能力が評価されています。
■個人向け製品
・AV-TESTの年間アワードにおいて、「カスペルスキー
インターネットセキュリティ」は「Best Protection」賞と「Best
Performance」賞を受賞しました。
・AV-TESTのランサムウェアに対する「Advanced
Threat Protection」テストで、「カスペルスキー インターネットセキュリティ」は「Advanced」賞を獲得しました。また、「カスペルスキー VPN
セキュアコネクション」が、ゲームおよびストリーミング向けの最高のソリューションの一つとして挙げられており、確かな速度とユーザーに対する透明性の高いサービスと評価されました。
・AV-Comparativesは、「カスペルスキー インターネットセキュリティ」を2021年の「Top Rated」に位置付けています。また、「Advanced Threat Protection」「Best Overall Speed」「Lowest False Positives」「Real-World Protection」の4分野において「Silver」賞を授与しました。
・SE Labsの「Home Anti-Malware Protection」テストでは、「カスペルスキー
インターネットセキュリティ」が第2四半期および第4四半期に全体の精度評価で100%を達成し、最高評価の「AAA」に位置付けられました。
Kasperskyで脅威リサーチ責任者を務めるアレクサンダー・リスキン(Alexander Liskin)は、次のように述べています。「第三者機関のテストに継続的に参加することは、サイバーセキュリティソリューションに組み込む技術を効果的に開発するために不可欠です。結果を定期的に分析し当社技術の真の改善点を見つけ出し、実際のサイバー脅威からお客様を保護するレベルを確認することができます。2021年もこのような高い結果を得られたことは、当社のセキュリティ技術やソリューションの品質の高さを改めて示すものであり、うれしく思います」
TOP3メトリックの評価方法、テストの詳細および参加したベンダーの情報については、こちらからご覧いただけます。
※1 AppEsteem,
AV-Comparatives, AV-TEST, ICSA Labs, MRG Effitas, SE Labs, Testing Ground Labs,
Virus Bulletin
※2 2013~2021年までのTOP3メトリックの結果から算出。詳細はこちらをご覧ください。
※3 APTグループ:DragonFly/DragonFly2、Oilrig、FIN7/Carbanak、APT29