Android向けセキュリティソフト13製品を対象にしたテストにおいて、マルウェアの高い検知率と誤検知ゼロにより、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Androidが100点満点中99.959点で第1位を獲得し、5つ星の評価を受けました。
[本リリースは、2014年11月21日にKaspersky Labが発表したプレスリリースの抄訳です]
Kaspersky Labは、第三者評価機関であるPC Security LabsがAndroid向けセキュリティソフト13製品を対象にしたテストにおいて、マルウェアの高い検知率と誤検知ゼロにより、「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android」が100点満点中99.959点で第1位を獲得し、5つ星の評価を受けたことを発表します。 このテストの対象デバイスは、Android(バージョン4.x)搭載のモバイルデバイスで、調査の方法は次の通りです。
まず、テスト環境の準備として、対象デバイスのSDカードにマルウェアのサンプルと正規のアプリを書き込みます。その後、テスト対象のセキュリティ製品をインストールし、最新のバージョンに更新します。
実際のテストでは、セキュリティ製品がマルウェアを検知するかどうか、正規のアプリが誤検知されずにインストールできるかを調査します。デバイスのフルスキャン機能が搭載されている製品は、フルスキャンを実行し、リアルタイム検知のみに対応している製品は、すべてのマルウェアとアプリを手動でインストールします。テストを実行している間、マルウェアの検知数と正規アプリの誤検知数が記録され、このデータが評価の判定に利用されます。
カスペルスキー インターネット セキュリティ for Androidは、2,435のマルウェアのうち 2,434を検知し、誤検知はゼロでした。次点の検知数は、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Androidの結果を12下回る2,422で、誤検知が2回ありました。
Kaspersky Lab アンチマルウェア リサーチ ディレクターのティムール・ビヤチューエフ(Timur Biyachuyev)は今回の結果について、次のように述べています。「Android は人気が高いモバイル用OSのため、サイバー攻撃の標的になることが非常に多く、利便性を損なわない質の高いセキュリティ保護対策を早急に講じる必要があります。PC Security Labsのテスト結果によって、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Androidは、正規のアプリケーションの誤検知がなく不要な作業が発生しない、最大限のセキュリティレベルを実現する製品であることが改めて実証されました」
この数か月間でAndroidデバイスを狙う脅威はさらに拡大し、攻撃は激しさを増しています。Kaspersky Labとインターポールが共同で実施した調査「Mobile Cyber Threats」によると、過去12か月の間にカスペルスキーのAndroid向け製品のユーザーが遭遇した脅威は340万件以上にのぼり、そのうち59%は金銭の搾取を目的としたものでした。このデータは、信頼性の高いセキュリティ製品によってAndroidデバイスの保護が不可欠であることを明示しています。
■ カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android の製品紹介
http://home.kaspersky.co.jp/store/kasperjp/ja_JP/pd/productID.306763400/ThemeID.37143200
■ PC Security Labsの調査結果 https://pcsl.r.worldssl.net/report/android/pcsl_android_malware_detection_201408_en.pdf
■ Kaspersky Labとインターポールの共同調査レポート「Mobile Cyber Threats」
http://media.kaspersky.com/pdf/Kaspersky-Lab-KSN-Report-mobile-cyberthreats-web.pdf