セキュリティ製品テストおよびレビューへの参加は86回で、そのうち80%(69件)で第1位、85%(73件)で3位以内に入賞となりました。テストに継続的に参加することは、サイバーセキュリティ技術の開発ライフサイクルの一環として不可欠です。結果を分析し、技術の改善点を見つけて対応し、実際のサイバー脅威からお客様を保護するレベルを引き上げています。
[本リリースは、2023年5月3日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
Kasperskyは、2022年に複数の第三者機関が実施したセキュリティ製品テストおよびレビューに86回参加し、そのうち80%(69件)で第1位を獲得、さらに85%(73件)で3位以内に入賞しました。それらのテストおよびレビューに参加したセキュリティ製品ベンダーの結果を、当社が独自に集計し総合評価した「TOP3メトリック」では、当社は1位受賞数および3位以内の入賞数において10年連続でトップとなりました。今回の結果は、当社の法人向けと個人向け製品のポートフォリオが、既知および未知の脅威、そして高度な脅威に対して高いパフォーマンスを提供し続けていることを実証しています。
TOP3メトリックは、サイバーセキュリティ業界において権威のある第三者機関が実施した法人向け、個人向け、モバイル向け製品のテストやレビューの結果を、当社が独自に集計したものです。複数のテスト、複数の製品で一貫したパフォーマンスを発揮することは、一つのテスト結果よりもそのベンダーにとって有意義な評価になります。集計の対象には、AV-Comparatives、AV-TEST、SE Labsといった多数の第三者機関※1のテスト結果が含まれます。当社は、2013~2022年の10年間に第三者機関による827件のテストとレビューに参加し、第1位を587件、上位3位内を685件獲得※2しています。
AV-Comparatives:
・「Endpoint Prevention & Response(EPR)」テストでは、法人向け製品「Kaspersky Endpoint Detection and Response Expert」が攻撃を累積で100%防御し、「Strategic
Leader」に位置付けられました。同時に、「OS Credential Dumping: LSASS Memory」テストにおいても、LSASS認証情報のダンプ攻撃に対して確実な保護を実証しました。
・個人向け製品「カスペルスキー セーフキッズ」は、アダルトWebサイトの少なくとも98%をブロックし、子ども向けWebサイトでは誤検知数をゼロに抑えました。さらに、5回連続して重大な未解決のバグがなかったことが評価され、「Parental Control
Certification」に合格しました。
AV-TEST:
・個人向け製品「カスペルスキー インターネットセキュリティ」、法人向け製品「Kaspersky Endpoint Security」と「カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ」の3製品が、2022年度のテスト全体を通して誤検知を最少レベルに抑えたことが評価され「Best Usability 2022」を受賞しました。これらの製品はまた、2021年11月、2022年2月、4月、8月に実施されたランサムウェア攻撃に対するテストで、100%の保護レベルを実証しました。
・「カスペルスキー セーフキッズ」は、「Parental Control
Certification」で、全ての主要OSで広範かつ完全な保護を実現するのに十分な機能を備えていることが認められました。
・個人向け製品「カスペルスキーVPN セキュアコネクション」は、「VPN Packages Put to the
Test: More Security and Anonymous Paths」テストで、「Approved Virtual Private Network Solution」賞を受賞し、同一地域内でのローカル接続テストおよび海外接続テストの両方において、ダウンロードとTorrent(トレント)※3のスピードで卓越したパフォーマンスを実証しました。
SE Labs:
・法人向け製品「Kaspersky Endpoint Detection and Response Expert」は、「Enterprise Advanced Security(EDR)」テストで各脅威の全ての要素を検知し、正規アプリケーションの誤検知も無く、完璧な結果を達成し評価されました。また、「Kaspersky Endpoint Security for Business」は、2022年度の「Enterprise Endpoint
Protection比較」テストで4四半期全てにおいて最高評価の「AAA」を獲得し、3四半期のテスト「Total
Accuracy Rating」で最高の100%を達成しました。
・「カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ」は、「Small Business Endpoint比較」テストの4四半期全てにおいて最高評価の「AAA」を獲得し、3四半期のテストの「Total Accuracy Rating」で最高の100%を受賞しました。
・「カスペルスキー インターネットセキュリティ」は、4四半期全ての認定において最高評価の「AAA」を獲得し、三つの「Home Anti-Malware
Protection比較」テストの「Total Accuracy Rating」で最高の100%を達成しました。
Kasperskyで脅威リサーチ責任者を務めるアレクサンダー・リスキン(Alexander Liskin)は、次のように述べています。「第三者機関のテストに継続的に参加することは、サイバーセキュリティ技術の効果的な開発のライフサイクルの一環として欠かせません。結果を定期的に分析し当社技術の真の改善点を見つけ出し、実際のサイバー脅威からお客様を保護するレベルを確認することができます。2022年は特に、Kaspersky Endpoint Detection and Response Expertをあらゆるテストに参加させ続けました。その結果、最高水準の防御効率を達成していることが認められました。2022年もこのような高い結果を得られたことは、当社のセキュリティ技術やソリューションの品質の高さを改めて示すものであり、光栄に思います」
■ TOP3メトリックの評価方法、テストの詳細および参加したベンダーの情報など詳細については、こちらからご覧いただけます。
※1 AV-Comparatives、AV-TEST、ICSA Labs、MRG
Effitas、SE Labs、Testing Ground
Labs、Virus Bulletin
※2 2013~2022年のTOP3メトリックの結果から算出
※3 Torrent(トレント) は、P2P(ピアツーピア)技術を使用したファイル共有プロトコル、およびその仕組みを用いたソフトウェア