組織のITインフラ全体を監視し、高度な標的型攻撃を検知する次世代サイバーセキュリティプラットフォームKATAが、第三者評価機関であるICSA Labsによる最新の認定テストで、脅威の検知率100%検知と誤検知ゼロの成績を収めました。
[本リリースは、2017年8月2日にKaspersky Labが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
Kaspersky Labは、組織のITインフラ全体を監視し、高度な標的型攻撃を検知する次世代サイバーセキュリティプラットフォーム「Anti Targeted Attack Platform(以下KATA)」が、第三者評価機関であるICSA Labs※1による最新の認定テストで、脅威の検知率100%検知と誤検知ゼロの成績を収めたことを発表します。この結果は、KATAが極めて厳しいサイバーセキュリティ要件を定めている企業にとっても、質の高い脅威検知機能を提供できていることを示しています。
ICSA Labsの「Advanced Threat Defense: 高度な脅威に対する防御」(以下ATDテスト)は、新たな脅威の検知を目的に設計されたソリューションを対象に実施するテストです。ATDテストでは、新種の脅威、未知ならびにほぼ拡散していない脅威、無害なアプリケーションやアクティビティの組み合わせで構成されるテストが、数百回にわたり実行されます。これらは総当たり形式で次々に配信され、継続的に実行されます。
2017年の第1四半期の37日間にわたって実施された全1,104回のテストにおいて、KATAは585個の悪意あるオブジェクトすべてを検知し、誤検知はゼロでした。600近い新種の脅威やほぼ拡散していない脅威に対しても、効果的で非の打ち所のない検知力を示しています。KATAはICSA LabsのATDテストに3四半期連続で参加し認定を得ていますが、今回は今まで受けたATDテストの中でも最も良い成績でした。
Kaspersky Labのセキュリティインテリジェンスと高度な機械学習テクノロジーを活用するKATAは、ネットワークとエンドポイントのモニタリング機能、先進のサンドボックス技術、脅威インテリジェンス駆動型の分析を組み合わせて、さまざまなイベントを関連付け、インシデントの優先順位を付けて、標的型攻撃を検知します。
今回は、ICSA Labsのテストで実施されるすべての攻撃シナリオを100%検知しました。これらのシナリオはテストごとに異なり、サイバー犯罪者の活動を再現するように設計されています。誤検知ゼロを達成したのはKATAだけで、同じ結果を達成した競合製品はありませんでした。
Kaspersky LabのKaspersky Anti Targeted Attacksソリューション責任者であるオレグ・グレボフ(Oleg Glebov)は次のように述べています。「ICSA Labsは、第三者評価機関の中でも特にリーダーとして広く認められており、このテストへの参加は弊社にとって非常に重要なことです。前回のテストでも検知率は99.4%でしたが、今回は100%の達成に加え、誤検知ゼロという成績を収めることができました。本テストの評価は、KATAが備える振る舞い分析や機械学習に基づく保護システムなどの次世代技術により、あらゆる脅威からお客様を保護できることを示しています」
※1 ICSA Labs(International Computer Security Association)は米Verizon社の独立部門であり、1989年からサイバーセキュリティソリューションのテストと評価を手がけています。Kaspersky Anti Targeted Attack Platformの評価結果について詳しくは、こちらをご覧ください。