テストでは、セキュリティ製品の保護性能のほか、正規のソフトウェアを特定する性能も評価されます。Kaspersky Endpoint Security for Windows の総合得点は 1,150 点で第 1 位となり、 AAA 認定を取得しました。
[本リリースは、2014 年9月3日にKaspersky Labより発表されたプレスリリースの抄訳です]
Kaspersky Lab は、法人向け主力製品である「Kaspersky Endpoint Security for Windows」が、第三者評価機関である Dennis Technology Labs のビジネス向けセキュリティ製品テストで、前回の第 1 四半期に続き最高評価の「AAA」を獲得したことを発表します。
Dennis Technology Labs のテストでは、保護と検知/分類の 2 つの視点からセキュリティ製品の性能が評価されます。
1 つめの視点である「Protection Rating(保護性能)」では、最新のマルウェアからコンピューターを防御する性能が測定されます。具体的には、各セキュリティ製品がインストールされたコンピューターを現在活動中の 100 のマルウェアに感染させ、それらマルウェアの検知、活動の無効化、活動による被害の防止の成否によって、成功時にはそれぞれ 1 点、2 点、3 点が与えられ、失敗時には5点が減点されます。マルウェアは Dennis Technology Labs が独自に収集したもののうち、マルウェアとして登録されてから 3、4 時間以内のものがテストに採用されています。このテストで Kaspersky Endpoint Security for Windows は、99% のマルウェアを検知ならびに無効化することに成功し、最高得点である 292 点を獲得しました。
2 つめの視点である「Legitimate Software Rating(正規ソフトウェアの分類性能)」では、インストールする正規プログラムを、「安全」「不明」「分類不可」「不審」「不要」「悪質」のどれに分類し、インストール中にユーザーにどのような操作を求めるかを評価します。操作を一切要求することなく、正規プログラムのインストールが許可された場合には最高得点が与えられます。分類が不正確な製品ほどユーザーに求める操作が多くなり、正規プログラムが広く知られたものであるほど分類を誤ったときのペナルティが重くなります。Kaspersky Endpoint Security for Windows は、すべての正規プログラムを特定し、そのプログラムのインストールを中断することもなく、結果として 858 点を獲得しました。
2 つのテストで 1,150 点を獲得した Kaspersky Endpoint Security for Windows は、AAA の認定と総合 1 位の栄誉を授かりました。
Kaspersky Lab アンチマルウェア リサーチディレクターのオレグ・イシャノフ(Oleg Ishanov)は、今回の結果について次のようにコメントしています。「業務を安定して継続することはビジネスの成功に不可欠な要素です。その継続性を確実にするために、マルウェアへの効果的な対策と、正規プログラムを制限なく利用できることが必要です。今回のテストで実証されたように、Kaspersky Lab の技術はこの両方の課題に十分に対処することができます」
また、Kaspersky Lab のセキュリティ製品は、Dennis Technology Labs が第 2 四半期に実施した 「Home Anti-Virus Protection」テストと「Small Business Anti-Virus Protection」テストにおいても AAA の評価を獲得しています。
テストでは、セキュリティ製品の保護性能のほか、正規のソフトウェアを特定する性能も評価されます。Kaspersky Endpoint Security for Windows の総合得点は 1,150 点で第 1 位となり、AAA 認定を取得しました。