AV-Comparativesが初めて実施した当テストは、MITREのATT&CKフレームワークのTTPにマッピングされている、ファイルレスの脅威も含む標的型攻撃からのコンピューター保護をテストします。個人向けセキュリティ製品のカスペルスキー インターネット セキュリティは、15のテストシナリオすべてで満点を記録し、その強みを実証しました。
[本リリースは、2019年12月16日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
第三者評価機関であるAV-Comparativesが実施した最新の「Enhanced Real-World Test」で、個人向けセキュリティ製品「カスペルスキー インターネット セキュリティ※」が15のテストシナリオすべてで満点を記録し、最高位の「Advanced+」を受賞しました。カスペルスキー インターネット セキュリティは、エクスプロイト、ファイルレスマルウェアなど、高度なサイバー脅威からデバイスを保護することにおいて、その強みを実証しました。
Enhanced Real-World Testは、今実際に起きている具体的で過酷な標的型攻撃に、個人向けセキュリティソリューションがどれほど対応できるかをテストし、評価するものです。これは、AV-Comparativesが初めて実施するテストで、MITREのATT&CKフレームワークのTTP(戦術、テクニック、手順)にマッピングされている、ファイルレスの脅威も含む標的型攻撃からコンピューターを保護する性能をテストします。
テストに参加したセキュリティベンダー6社のうち、15のテストシナリオすべてで満点を達成したのはKasperskyを含む2社のみです。各テストシナリオには、1つの悪意のある攻撃が用意されており、攻撃者が内部コンピューターシステムにアクセスが可能になる典型的なハッキングや侵入のテクニックが利用されています。幅広い手法とリソースによって、実利用されているマルウェアを模倣したテストとなっており、マルウェアサンプルには、ステージ化されたもの、ステージ化されていないものの両方が含まれます。
KasperskyのExternal Benchmarking and Technology Positioning部門の責任者であるエフゲニー・ウォフク(Evgeny Vovk)は次のように述べています。「より一層の信頼感、安心感を提供した上でセキュリティ製品を選択していただけるよう、当社は本テストにぜひ参加したいと思っていました。サイバー攻撃は急速に進化しているため、セキュリティベンダーは常に自社製品の機能を評価し、実際に起きている攻撃シナリオに耐え得ることの証明が不可欠です。Advanced+賞は、カスペルスキー インターネット セキュリティ 2020の高い性能を示す証左であり、インターネット利用を保護する信頼できるセキュリティソリューションとして、お客様に安心してお選びいただける根拠となります」
この独自のテスト方法により、各ベンダーは製品の実際の利用や機能に関する重要なフィードバックが得られ、ベンダーが最も堅牢なソリューションを開発する際の改善や機能拡張を行うために役立てることができます。AV-Comparativesはセキュリティ製品ベンダー16社にテストを案内しましたが、参加に同意したベンダーは6社のみで、そのほかのベンダーは参加を辞退しました。
AV-Comparativesの「Enhanced Real-World Test」結果レポート全文(英語)は、こちらをご覧ください。カスペルスキー インターネット セキュリティとその機能の詳細については、こちらからご覧いただけます。
※ 個人向けセキュリティ製品「カスペルスキー セキュリティ」に含まれる、Windows向けの製品。