ランサムウェアからの保護に関する「Advanced Threat Protection」テストにおいて、法人向けセキュリティ2製品が実環境における10通りの攻撃シナリオ全てを防ぐことに成功しました。
[本リリースは、2022年7月19日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
独立系ITセキュリティ製品の評価機関であるAV-TEST(ドイツ)が2022年6月22日に発表したランサムウェアからの保護に関する「Advanced Threat Protection」テストにおいて、法人向けセキュリティ製品「Kaspersky Endpoint Security for Business」および「Kaspersky Small Office Security」が卓越したソリューションとして認められました。このアセスメントでは、実環境における10のシナリオについてテストが行われ、両製品ともにランサムウェアの攻撃を100%防ぐことに成功しました。
AV-TESTが行ったこのアセスメントでは、セキュリティ製品がランサムウェアに対してどの程度保護できるかが調査されました。テストでは、感染ファイルが添付されたメールによる10通りのランサムウェアの攻撃シナリオが試されました。添付ファイルは、スクリプトを含むOfficeファイルなどで、これらはPowerShellといったツールを介してさらに攻撃を展開していきます。
テストの結果、法人向け2製品は、ランサムウェアからの保護能力を再び証明しました※1。両製品とも攻撃を検知して完全にブロックすることに成功し、結果として保護性能の最高スコアである40ポイントを獲得しました。これにより、AV-TESTは両製品に「Advanced Approved Endpoint Protection」認証を授与しました※2。
Kasperskyの脅威リサーチ部門責任者アレクサンダー・リスキン(Alexander Liskin)は次のように述べています。「ランサムウェアが増加する中、企業は自社のネットワークの安全性を確保し、ランサムウェアの脅威がネットワーク内部に侵入できないことに確信を持つ必要があります。今回のAV-TESTの結果は、ネットワークへ侵入し企業データを窃取するサイバー犯罪者を阻むための当社の保護対策の成果を強く認めたものです。ランサムウェアグループの手法に関する当社の最新の分析レポート(英語)では、異なるランサムウェアグループが使用しているさまざまなテクニックや手順について説明し、これらに多くの類似点があることを報告しています。レポートは、ランサムウェア攻撃について企業がさらに理解を深め、相応の専門性とセキュリティソリューションを用いて攻撃を防ぐために役立ちます」
・AV-TESTによるテスト結果「26 Security Solutions Undergo an Advanced Threat Protection Test
Against Ransomware」の全文はこちらからご覧いただけます。
・「Kaspersky Endpoint Security
for Business」および「Kaspersky Small Office Security」の詳細については、当社サイトをご参照ください。
※1 2021年9月30日付け、AV-TESTが発表したランサムウェア攻撃に対する保護テストの結果「Advanced Endpoint Protection: Ransomware Protection test」は、こちらでご確認いただけます。
※2 「Kaspersky Endpoint Security for
Business」および「Kaspersky Small Office Security」のほかにも、個人向け製品「カスペルスキー
インターネット セキュリティ」が、ランサムウェアからの保護に関する「Advanced Threat Protection」テストで100%の保護に成功しました。