Kaspersky Labは、個人向け製品であるKaspersky Anti-Virus 2009が、権威あるセキュリティソフトウェアテスト機関であるAnti-Malware Test LabのGold Malware Treatment Awardを受賞したことを発表いたします。
セキュリティコンテンツの管理ソリューション分野をリードするKaspersky Labは、個人向け製品であるKaspersky Anti-Virus 2009が、権威あるセキュリティソフトウェアテスト機関であるAnti-Malware Test LabのGold Malware Treatment Awardを受賞したことを発表いたします。
実際に感染が進行中のPCに対する処置能力を評価するこのテストには、Norton AntiVirus 2009、BitDefender Antivirus 2009、Eset NOD32 Antivirus 3.0を含む15以上のアンチウイルス製品が参加しました。テストは2008年9月15日から10月15日まで、Windows XP SP3 OSが動作するPC上で行われました。すでにシステムに侵入して自己を隠蔽しながら活動を始めた悪意あるプログラムに対するアンチウイルス製品の対応能力が、特別に開発された手法によって評価されました。
テストの結果、Kaspersky Anti-Virus 2009を含む5つの製品がGold Malware Treatment Awardを受賞しました。McAfee VirusScan 2008、Eset NOD32 Antivirus 3.0、BitDefender Antivirus 2009をはじめとする製品は今回のテストに不合格となり、ユーザのPCを実際の感染から保護する能力に不足があると判定されました。
Kaspersky LabでGlobal Research and Analysis Teamのリーダーを務めるAlexander Gostevは、次のようにコメントしています。「感染したPCに対する処置能力は、時代を通じてアンチウイルス製品の基本的なコンセプトです。現在アンチウイルス製品に求められるのは、感染を予防するツールとしての機能だけでなく、ほかのセキュリティ技術が防ぐことができなかった進行中の感染に対する対応能力です。Anti-Malware Test Labが実施したテストでは、ウイルスからの保護に対するアプローチがアンチウイルスソフトウェアベンダー各社で異なることが明確になっています。RustokやSinowalの例からも明らかなように、アクティブでない悪質なコードを検知するだけではウイルス対策として十分とは言えません。今回のテストにカスペルスキー製品が合格したことは、プロアクティブディフェンス技術、シグネチャによる検知および感染したPCに対する処置能力のバランスがとれているだけでなく、これらすべてのコンポーネントが最高レベルであることが証明されたものであり、今回の受賞を大変うれしく思っています。」
テスト結果の詳細については、Anti-Malware Test LabのWebサイトhttp://www.anti-malware-test.com/?q=node/55をご覧ください。
Kaspersky Lab について
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