Kaspersky Labは、権威あるオーストリアのテスト機関AV-Comparativesが実施したテストで、最も確実かつ効率的にプロアクティブな保護を行うことが実証され、カスペルスキーのアンチウイルスに最高位の認証であるAdvanced+ に認定されました
権威あるオーストリアのテスト機関AV-Comparativesが実施したテストで、最も確実かつ効率的にプロアクティブな保護を行うことが実証され、カスペルスキーのアンチウイルスは最高位の認証であるAdvanced+ に認定されました。
AV-ComparativesのAndreas Clementiはレポートで次のようにコメントしています。「新たなウイルスおよびその他の悪意あるプログラムが日々出現するなか、たとえ毎時間であっても、アンチウイルス定義データベースの定期的な更新だけではユーザをインターネットの脅威から完全に保護する事はできません。新たな脅威の出現と定義データベースの更新の間に、タイムラグが発生してしまうからです。したがい、アンチウイルスのプロアクティブな保護が、新種の潜在的な脅威に対してどの程度対応できるかというのが重要になっています。」
AV-Comparativesはオンデマンドスキャンにおける悪意あるプログラムの検知レベルを分析することで、アンチウイルス製品のプロアクティブディフェンスをテストしました。このような方法をとることで、プロアクティブディフェンスのコンポーネントのひとつであるヒューリスティックアナライザが、どの程度効果的に作動してしているかを判定することができます。今回の調査ではホームユーザ向けの17の製品が対象となりましたが、定義データベースは2007年8月5日に更新されたものを使用し、サンプルにはそれ以降に出現した悪意あるプログラムを用いています。
テストの結果、Kaspersky Anti-Virus 7.0は総合でAdvanced+を取得しました。これは最高位にあたる認定であり、アンチウイルス製品のヒューリスティックアナライザが最新の悪意あるプログラムに対して、誤検知を最低レベルに抑えつつ最高レベルの保護を行うことを実証するものです。今回のテストでAdvanced+を授与されたのは、テストに参加した17のプログラムのうちわずか2製品です。
Kaspersky Labは今年新たなヒューリスティックアナライザを開発し、ホームユーザ向けのバージョン7に採用しました。イノベーションテクノロジー部門のDeputy Director、Nikolai Grebennikovは次のようにコメントしています。「この新しいモジュールは、2007年6月に行われたAV-СomparativesのテストですでにAdvancedの認証を受けましたが、今回のテストで待望のAdvanced+を取得できたことは、Kaspersky Labにとって非常に重要なことです。」
このヒューリスティックアナライザは、カスペルスキーの製品に含まれるプロアクティブディフェンスのコンポーネントのひとつにすぎません。カスペルスキーの製品には保護レベルをさらに強化する「動作ブロッカー」が備わっています。このコンポーネントは、未知の悪意あるプログラムの動作をエミュレートし、侵入や感染を未然に防ぐものです。このモジュールの性能はすでに2007年6月のAV-Сomparativesのテストで調査され、次のようにコメントされています。「任意に選ばれた悪意あるプログラムを利用して行われたテストの結果、製品の動作ブロッカーは最も確実かつ効率的な保護を行いました。これはプロアクティブな保護に対して与えられる「Proactive Protection Award」の認証にふさわしいものです。」
レポート「悪意あるプログラムからの保護システムの比較」および認証「Proactive Protection Award」に関する詳細はAV-Comparativesのホームページ:http://www.av-comparatives.orgにて閲覧できます。