「Talent Lab」プログラムで実施するコンテストは、優勝者に教育資金1万ドルを提供するほか、参加者全員がKasperskyのエキスパートから専門的な指導を受ける機会があります。本プログラムは、若手がサイバーセキュリティ分野への興味を深めるきっかけになることを目的としています。
~サイバーセキュリティ分野への興味を深めるきっかけを作り、エキスパートへの道を支援~
[本リリースは、2016年8月3日にKaspersky Labが発表したプレスリリースに基づいた抄訳です]
Kaspersky Labは、18~30歳を対象にサイバーセキュリティ分野での人材育成を支援するプログラム「Talent Lab」を発表します。
Talent Labは、参加者の技術力と創造力によって、サイバーセキュリティの課題を解決することを目的としたコンテストです。サイバーセキュリティ業界の仕事は複雑で、未経験者が加わるためには多くの困難が伴うことから、世界中でセキュリティエキスパートが不足しており、多くの企業や組織がサイバー犯罪者やサイバースパイの標的となるリスクにさらされています。Kaspersky Labはこのような状況を解決するために、本プログラムを立ちあげました。
参加希望者は、専用サイトの研究カテゴリから対象を選び、その成果を2016年11月15日までに提出します。12月1日には最終選考に進む上位50人が発表され、2017年2月にプラハで開催される決勝大会で各自の研究成果を発表※1 します。なお、参加者は期間中、Kasperskyのエキスパートから専門的な指導を受けることができます。
優勝者「Top Talent」には、教育資金として1万ドルが贈られます。次点の「Security Talent」賞はKaspersky Security Analyst Summit 2017への参加権※1 が、「Creativity Talent」賞はCannes Lions 2017への参加権※1 が与えられます。また、最終選考に残った50人全員に、Kaspersky LabとTalent Labのパートナーから追加の賞と記念品のほか、Kasperskyのエキスパートとの長期的なコラボレーションの機会が提供されます。
Talent Labの詳細については、https://academy.kaspersky.com/をご覧ください。
Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム(GReAT)※2 北米ディレクター、ライアン・ナレイン(Ryan Naraine)は次のように述べています。「私にとって、セキュリティはコンピューターサイエンスの最も興味深い分野であり続けています。何をするときも気にかけるべき重要な問題の1つとして、セキュリティが一番に頭に浮かびました。しかし多くの場合、セキュリティエキスパートの職に就くまでの道のりは非常に険しく、弊社のトップリサーチャーの多くは主に好奇心に突き動かされてここまでたどり着きました。このコンテストでは、できるだけ多くの人の好奇心を刺激するとともに、サイバーセキュリティ業界に入るための手段が何通りも存在することを示したいと考えています。高度なITセキュリティスキルを備えた人材が世界中でさらに多く必要とされている現在、このプログラムを通じてセキュリティの魅力を伝え、カスペルスキーのミッションが実現できれば幸いです」
Kaspersky Labの教育部門Kaspersky Academyでは、ITセキュリティの若手人材を支援する一連のプログラムを運営しています。才能ある若者を探し、成長のための支援をし、本人自身が研究結果をアピールする機会や、スキルを磨く機会を提供しています。弊社は、高度な技能を有する次世代のスペシャリストが、すべての人にとって安全な未来の基盤になると考えています。
■「Talent Lab」概要
概要 |
サイバーセキュリティに興味を持つ若手人材のための、国際的なコンテストを開催する育成プログラムです。参加期間中、Kasperskyのエキスパートから専門的な指導を受けることができます。
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スケジュール |
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参加条件 |
18~30歳の世界が直面しているサイバーセキュリティを解決することに興味を持つ人(個人でもチームでも参加が可能) |
研究カテゴリ |
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賞品 |
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申し込み |
※1 参加にかかる費用はKaspersky Labが負担します。
※2 Global Research and Analysis Team(GReAT、グレート)
GReATはKaspersky LabのR&Dで研究開発に携わる中核部門として、脅威に関する情報収集、調査研究およびその成果発表などの活動を通じ、社内および業界をリードしています。また、マルウェアによるインシデント発生時の対応措置を担当しています。