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セキュリティ技術を競うコンテスト「Kaspersky Lab Industrial Capture the Flag」開催

2018年10月25日

今年で4回目となるKaspersky Lab Industrial CTFでは、スマートデバイスや産業用制御システムのセキュリティを検証する参加者を世界中から募集します。予選大会は、2018年11月23日から24日までオンラインにて開催されます。予選大会の上位3チームが参加する決勝大会は、2019年4月にシンガポールで開催されるKaspersky Security Analyst Summit(SAS)内で実施します。

~IoT機器の不具合発見に挑む参加者を世界中から募集~

[本リリースは、2018年10月22日にKaspersky Labが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]

Kaspersky Labは、セキュリティの知識や技術を競う国際コンテスト「Kaspersky Lab Industrial Capture the Flag(以下、Kaspersky Lab Industrial CTF)」を開催します。今年で4回目となる本CTFでは、スマートデバイスや産業用制御システムのセキュリティを検証する、「ホワイトハット」と呼ばれる倫理的なハッカーを世界中から募集します。Kaspersky Lab Industrial CTFの予選大会は、2018年11月23日から24日までオンラインにて開催されます。予選大会の上位3チームが参加する決勝大会は、2019年4月にシンガポールで開催されるKaspersky Security Analyst Summit(SAS)内で実施します。

新しいテクノロジーは常に、サイバー犯罪者による脆弱性探しのハッキング攻撃にさらされています。しかし、不正な目的でシステムや新しいテクノロジーを悪用しようとする「ブラックハット」に対し、ホワイトハットは、犯罪行為やそれによる影響を防ごうと努めます。脆弱性が見つかれば、調査結果をソフトウェアベンダーに直接知らせ、すぐにソフトウェアにパッチの作成や適用をサポートします。

Kaspersky Lab Industrial CTFは、世界中から有能なホワイトハットが集まり、実践的なタスクを通じてセキュリティの専門知識を競い合います。すべての参加者が、人為的なシナリオではなくサイバーセキュリティにおける実際の問題の解決に取り組むため、そこで得られる成果は非常に大きなものであり、多くのそれまで知られていなかった脆弱性や攻撃経路がコンテスト開催中に発見されることになります。

予選大会では参加者が、暗号学、リバースエンジニアリング、Web脆弱性、ネットワークプロトコルなど、さまざまな設問に回答し、タスクにチャレンジします。また、包括的アプローチが求められるような意外性、創造性のある難問を含む「お楽しみ」セクションもあります。実際の環境を模したものになるように、事実に基づいたタスク難易度と、問題の解決に必要となる知識の独自性に従って参加者を評価します。各設問はリアルタイムで評価され、問題解決に至ったチームの数によって点数が変化します。つまり、最も多くの参加者が解決できた設問の得点は最も低く、ほとんどの参加者が解読できなかった高度な問題には、より高い点数が付与されます。予選大会のスコアの上位3チームは、決勝大会で優勝を目指して競い合うことになります。決勝大会への旅費および宿泊費は、Kaspersky Labが負担します。

Kaspersky Lab ICS CERTの脆弱性研究グループ責任者 ウラジーミル・ダーシェンコ(Vladimir Daschenko)は次のように述べています。「私たちはスマートデバイスに囲まれ、日常生活においてその依存度は高まるばかりです。しかし一方で、IoTマルウェアも急速に増加し、多様化しています。本年のCTFでは、スマートデバイスのセキュリティ情勢について、ほかにはない知見が得られるでしょう。できるだけ大きな反響が得られるように、本年の決勝大会が前年までとは少し違ったものになるよう取り組んでいます。参加者には、サイバー脅威に直面した現場で実際に起こりうるような驚くべき事態に対峙することになるはずです」

Kaspersky Lab Industrial CTFへの参加を希望される方は、以下のサイトより詳細をご確認の上、ご登録ください(参加登録期限は2018年11月24日までです)。

■ Kaspersky Lab Industrial Capture the Flagについて
Kaspersky Lab Industrial Capture the Flagは、Kaspersky Labが年に一度開催するCTFコンテストで、参加者が産業用制御システムにおけるサイバーセキュリティの問題解決に挑みます。2015年の第1回から今年で4回目の開催となり、300以上のチームが参加し、各種エンタープライズシステムの最先端モデルの問題解決に取り組みました。コンテストの内容は常に実態に近いものになっており、Kaspersky Labが最先端企業に設置しているシステムや機器とまったく同じものを用意しています。

セキュリティ技術を競うコンテスト「Kaspersky Lab Industrial Capture the Flag」開催

今年で4回目となるKaspersky Lab Industrial CTFでは、スマートデバイスや産業用制御システムのセキュリティを検証する参加者を世界中から募集します。予選大会は、2018年11月23日から24日までオンラインにて開催されます。予選大会の上位3チームが参加する決勝大会は、2019年4月にシンガポールで開催されるKaspersky Security Analyst Summit(SAS)内で実施します。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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