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34%のユーザーがいまだにメール添付ファイルのウイルスに脅威を感じている

2012年7月27日

Harris Interactive社がアメリカ、ロシア、ヨーロッパの9,000人の一般ユーザーを対象に2012年2月から3月にかけて実施した調査により、意識レベルは依然として望ましいレベルからはほど遠い状況であることが分かりました。

本リリースは、2012 年 5月 28 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。


現代のコンピューターセキュリティ問題や、サイバー犯罪者がユーザーの端末に侵入するために用いる策略に対して、ユーザーがこれまで以上に意識するようになっていることについて、メディアは注目しています。しかしHarris Interactive社がアメリカ、ロシア、ヨーロッパの9,000人の一般ユーザーを対象に2012年2月から3月にかけて実施した調査により、意識レベルは依然として望ましいレベルからはほど遠い状況であることが分かりました。例えば、Securelistの統計データでは、この調査期間中にウイルスを添付したメールは全世界のメールのわずか3.3%であったにも関わらず、調査対象者の34%がいまだにメールの添付ファイルによるウイルス感染を懸念しています。

けれども、ユーザーの立場からすると、添付ファイルが安全でないという問題は第2の脅威にすぎません。最大の問題はオンラインバンキングやオンラインショッピング時における金融関連の情報の盗難であり、9,000人の回答者のうち40%がこの問題に対して脅威を感じると回答しています。端末に保存されているデータへの不正アクセスや、ユーザーが気づかないうちに個人情報を要求するアプリのインストールがそれぞれ第3および第4の脅威にランクされています。

Harris Interactive社が最も深刻な脅威を挙げるように求めると、ユーザーはわずかにその順位を変えました。金融関連情報の紛失に対する脅威は第1位を維持しましたが、第2位に浮上したのは子供達の安全に関する問題でした。調査対象者の10%が自分の子供がオンライン上で誰と、どのような話をしているかについて最も心配しています。

「これは恐るべきことです。最悪のケースシナリオの1つは数百年前に戻ることです。馬に乗り、紙の本を読み、手紙を交わし、ろうそくの明かりで照らす・・・。最悪なことは、今のところ、このような種類の攻撃から保護することは不可能であるということです。10年から20年かかり、ほとんど「ミッションインポッシブル」ですが、産業システムのためのすべてのソフトウェアを再設計することが必要です。

第3位の脅威として、ユーザーの7%が端末の紛失や盗難を挙げました。この問題は、特にモバイル端末ユーザーにとって深刻なリスクとなっています。この問題の最善の対策はカスペルスキー モバイル セキュリティ for Androidのような専用ソフトウェアを使用することです。このソフトウェアはモバイルとネットワークの脅威から端末を保護するだけでなく、モバイル端末を紛失もしくは盗難した場合でも、ユーザーはその端末に保存されている情報をリモート操作で消去することができます。

Harris Interactive社の調査レポートの全文は以下をご参照ください。
(英語のみ)


【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。同社はエンドポイント向けセキュリティソリューションにおいて全世界でトップ4*にランクインしています。Kaspersky Labは15年間にわたり、ITセキュリティ市場でイノベーターとして、効果的なデジタルセキュリティソリューションを個人および法人向けに提供しています。同社は現在、およそ200の国と地域で営業活動を行っており、全世界で3億人を超えるユーザーの保護を行っています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。

*Kaspersky Labは、IDCのWorldwide Endpoint Security Revenue by Vendor, 2010(エンドポイントセキュリティ世界市場ベンダー別 – 2010年)で4位にランクされました。このランキングは、2011年12月に出版されたIDCレポート“Worldwide IT Security Products 2011-2015 Forecast and 2010 Vendor Shares”(世界におけるITセキュリティ製品市場:2011年~2015年の予測と2010年のベンダーシェア)に掲載されました。このレポートは、2010年のエンドポイントセキュリティソリューションの販売による収益からソフトウェアベンダーを評価する(ランキングする)ものです。

34%のユーザーがいまだにメール添付ファイルのウイルスに脅威を感じている

Harris Interactive社がアメリカ、ロシア、ヨーロッパの9,000人の一般ユーザーを対象に2012年2月から3月にかけて実施した調査により、意識レベルは依然として望ましいレベルからはほど遠い状況であることが分かりました。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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