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ユーザーの24%が偽アンチウィルスソフトウェアの被害に直面している

2012年7月4日

2012年2月から3月にかけてHarris Interactive社のアナリストが、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの9,...

本リリースは2012 年 6 月18日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。


2012年2月から3月にかけてHarris Interactive社のアナリストが、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの9,000人のユーザーを対象に行った調査の結果、「スパム、フィッシングメール、偽アンチウイルスは、インターネットユーザーが最も頻繁に遭遇する三大脅威である。」という結論が出ました。

24%の調査対象者がコンピューターの「安全な状態に保つために」偽のアンチウイルス製品をインストールするように勧められた経験があると回答しています。一般的に、これらの不正プログラムへのリンクは、コンピューターが感染したという偽の警告とともに、ポップアップメッセージに表示されます。Kaspersky Labのアンチウイルス製品群のような信頼できるメーカーのソフトウェアをインストールすることが、不快な出来事を避け、サイバー犯罪による詐欺にあわないようにするための最善策です。たとえば、「カスペルスキー 2012 マルチプラットフォーム セキュリティ」は個人向けに最適な製品です。もし、この製品に含まれるコンポーネントの1つである「カスペルスキー インターネット セキュリティ 2012」をインストールしていれば、これら24%の調査対象者はコンピューターのウイルス感染や被害を免れることができたでしょう。

メールはもう一つの一般的な脅威であり、約3人に1人のユーザー(31%)が大量のスパムメールに悩まされています。これは驚くべきことではなく、我々のスパムメール調査では*2012年3月度の世界中のメールのトラフィックのうち75%が未承諾文書であったことがわかっています。

*2012年3月度 スパムレポート
http://www.securelist.com/en/analysis/204792226/Spam_report_March_2012 (英語のみ)

Harris Interactive社の調査によると、銀行やサイト管理者と称し、ログインIDやパスワード、その他の個人情報を要求するメールは23%にも達すると言われています。ユーザーの27%が、疑わしい添付ファイルやリンク(あるいはSNS内の同様のメッセージ)を受け取っています。この調査によると回答者の18%が本物のメールとスパムを区別するのに悪戦苦闘しています。この事実はこの問題をさらに深刻化させています。日常的にオンラインになっているユーザーほど広範囲な脅威にさらされていて、コンピューターやモバイル端末用の最新の保護ツールを必要としていることは明らかです。

興味深いことに、これらの脅威はロシア在住のユーザーにより大きく影響しているように思われます。特にロシアのユーザーは、不愉快なポップアップウィンドウ(52%)、PCがウイルス感染しているという偽の警告(48%)、自動的に開かれる迷惑なWebページ(23%)に遭遇する確率が他の国のユーザーの2倍であるという結果が出ています。ヨーロッパやアメリカのユーザーよりもロシアのユーザーが遭遇する確率が低いオンライン上の脅威は、フィッシングメッセージだけでした。

Harris Interactive社の調査レポートの全文は以下をご参照ください。
(英語のみ)


【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。同社はエンドポイント向けセキュリティソリューションにおいて全世界でトップ4*にランクインしています。Kaspersky Labは15年間にわたり、ITセキュリティ市場でイノベーターとして、効果的なデジタルセキュリティソリューションを個人および法人向けに提供しています。同社は現在、およそ200の国と地域で営業活動を行っており、全世界で3億人を超えるユーザーの保護を行っています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。

*Kaspersky Labは、IDCのWorldwide Endpoint Security Revenue by Vendor, 2010(エンドポイントセキュリティ世界市場ベンダー別 – 2010年)で4位にランクされました。このランキングは、2011年12月に出版されたIDCレポート“Worldwide IT Security Products 2011-2015 Forecast and 2010 Vendor Shares”(世界におけるITセキュリティ製品市場:2011年~2015年の予測と2010年のベンダーシェア)に掲載されました。このレポートは、2010年のエンドポイントセキュリティソリューションの販売による収益からソフトウェアベンダーを評価する(ランキングする)ものです。

ユーザーの24%が偽アンチウィルスソフトウェアの被害に直面している

2012年2月から3月にかけてHarris Interactive社のアナリストが、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの9,...
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